大日如来
「無相の法身と無二無別なり(姿・形の無い永遠不滅の真理そのものと不可分である)」[5]という如来の一尊。通常、仏の悟りの境地そのものである法身は、色も形もなく、説法もしないとされるが、大日如来は法身でありながら説法を行うという[6]。また、それは過去・現在・未来の三世にわたっているとされる[7]。 大日如来の「智」の面を表したのが金剛界の大日如来であり、「理」の面を表したのが胎蔵界の大日如来であるとされ[2]、この金剛界の智法身と、胎蔵界の理法身は一体不可分であるとされる[8]。 金剛界の大日如来は智拳印を結んで周囲に阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来の四仏を置く[2]。これを金剛界五仏という[2]。また、胎蔵界の大日如来は中台八葉院の中央に位して法界定印を結ぶ[2]。東密では、顕教の釈迦如来と大日を別体としているが、台密では同体としている[2]。
お参りの仕方や知っておきたい意味やマナーをご紹介
この時に仏様へ参拝する時のルールやマナーを知っておくと役立ちます。大人になっても意外と知らないこともあるものです。
仏様のご利益にあずかるためにも正しい作法を知っておきましょう。