森鴎外 名人・名言集
![森鴎外 名人・名言集](uploadfile/mingyan1/ougai.jpg)
森鷗外(もり おうがい)生誕:1862年2月17日。出身:石見国鹿足郡津和野町町田村(現・島根県津和野町)。 明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医。死去:1922年7月9日。
森鴎外(もり おうがい)は、明治時代から大正時代にかけて活躍した日本の小説家であり、評論家でもあります。彼の作品は、日本の近代文学において重要な位置を占めています。以下に、森鴎外の主な経歴と業績をまとめます:
- 生涯: 森鴎外は1862年に江戸(現在の東京)で生まれました。本名は森 林太郎(もり りんたろう)でしたが、後に鴎外と改名しました。幼少期から学問に優れ、漢学や西洋の文学を学びました。明治維新後、新政府の要職に就くことも考えましたが、文学の道を志すことになりました。
- 文学活動: 森鴎外は、明治時代の文壇において活躍しました。彼の作品は、時代の風俗や人間関係をリアルに描写したものが多く、そのリアリティと深い洞察力で読者を引きつけました。代表作には、「舞姫」、「雁」、「あめりか物語」などがあります。彼はまた、歴史小説や翻訳も手がけ、広く文学界に影響を与えました。
- 評論家としての活動: 森鴎外は小説家としてだけでなく、評論家としても活動しました。彼は自らの作品についての批評や、当時の文学・社会についての見解を述べた数多くの評論を執筆しました。その洞察力と鋭い観察力により、多くの人々に影響を与えました。
- 影響: 森鴎外の作品は、その深い人間描写やリアルな描写、文学的技巧によって高く評価されています。彼の影響は、当時のみならず現代の日本文学にも及び、多くの作家や読者に愛され続けています。
森鴎外は日本近代文学の巨匠の一人として、その作品や評論によって日本文学の発展に大きく貢献しました。
初対面の言語動作は人の運命を決すること多し
★ 罵言は世間のために風俗を矯る利あるべく、一身のために信用を長ずる益あるべし
★ 心理学が思量から意思へ、意思から衝動へ、衝動からそれ以下への心的作用へと、次第に深く穿っていく。そして、それが倫理を変化させる
★ 学校というものを離れて職業にありつくと、その職業を成し遂げてしまおうとする。その先には生活があるとおもうのである。そして、その先には生活はないのである
★ 小学校の門をくぐってからというものは、一生懸命にこの学校時代を駆け抜けようとする。その先には生活があると思うのである
★ 一体、日本人は生きるということを知っているのだろうか?
★ 恋愛もなければ、係恋もない。いったいこんな閲歴が生活であろうか。どうもそうは思われない。真の充実した生活では確かにない
★ 人間は遅疑しながら何かするときは、その行為の動機を有り合わせの物に帰するものと見える
★ 私は学殖なきを憂うる。常識なきを憂えない。天下は常識に富める人の多きに堪えない
★ 酒を傾けて酵母を啜(すす)るに至るべからず
★ 女はどんな正直な女でも、その時心に持っている事を隠して外(ほか)の事を言うのを、男ほど苦にはしない
★ 人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ
★ 人の光を藉りて我が光を増さんと欲するなかれ
★ おれなんぞの顔は閲歴がだんだんに痕(こん)を刻み付けた顔で、親に産み付けてもらった顔とは違う
★ 僕は生まれながらの傍観者である。どんな感興のわき上がった時も、僕はそのうずまきに身を投じて、心から楽しんだことがない。僕は人生の活劇の舞台にいたことはあっても、役らしい役をしたことがない
★ 少壮時代に心の田地に卸(おろ)された種子は、容易に根を断つことの出来ないものである
★ 実に敵という敵の中で山の神ほど恐ろしい敵はない
★ 善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。それを破ろうとするのは悪だ
★ 富人(ふじん)が金を得れば、悪業が増長する。貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く
★ 友の変じて敵となるものあり
★ 打ち明け過ぐるも悪しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり
★ 足ることを知ることこそが、幸福である
★ 一々のことばを、はかりの皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね
★ 武士はいざという時には飽食はしない。しかしまた空腹で大切な事に取り掛かることもない
★ 現在は過去と未来との間に、画した一線である。この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである
★ 一匹の人間が持っているだけの精力を、一事に傾注すると、実際、不可能な事はなくなるかも知れない
★ 人に言うべき事は、最後まできちんと言うがよい。全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ
★ 己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。天下に一人もそれを理解してくれなくたって、己はそれに安じなくてはならない
★ 世間の人は虎を、性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に乗って逃亡の谷に落ちる
★ みんなが誉めるのは、おべっかである。六割が誉めて四割がけなすのが人材である
★ 日の光を籍りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき燈火たれ
★ 苦難が大きすぎて、自分ひとりの力で支え切れない場合には、家族から身を隠して一人で泣きなさい。そして、苦悩を涙とともに洗い流したら、頭をあげて胸を張り、家族を激励するために家に戻りなさい
★
人気名言ランキング
今月ランキング
- 347票HIKAKIN(ヒカキン)<br> 生誕:1989年4月21日<br> ...
- 166票 クロちゃん<br> 本名は黒川 明人(くろかわ あき...
- 161票 木村拓哉(きむら たくや) 生誕:1972年11月13日...
- 135票 志村けん(しむら けん)<br > 本名:志村康徳...
- 78票 綾小路きみまろ(あやのこうじ きみまろ)<br> 本...
- 75票 井上尚弥(いのうえ なおや)<br>生誕:1993年4月1...
- 71票 江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)旧字体:江戶川 亂...
- 63票 土方歳三(ひじかた としぞう) 生誕:天保6年5月...
- 57票 立浪和義(たつなみ かずよし)<br > 生誕:19...
- 51票 米津玄師(よねづ けんし・Kenshi Yonezu)<br ...