フランツ・カフカ 名人・名言集

フランツ・カフカ(Franz Kafka)
生誕:1883年7月3日
チェコ出身のドイツ語作家
死去:1924年6月3日
引用:lascatoladelleidee it
二人でいると、彼は一人のときよりも孤独を感じる。
★誰かと二人でいると、相手が彼につかみかかり、彼はなすすべもない。
★一人でいると、全人類が彼につかみかかりはするが、
★その無数の腕がからまって、誰の手も彼には届かない
★ 僕には、いい成績をとりたいという気持ちがなかった。落第さえしなければ満足だった
★ 浴場でのぼくの姿、裸のぼくぼ痩せていること。浴場では、ぼくはまるで孤児のように見えます
★ 人間の根本的な弱さは、勝利を手にできないことではなく、せっかく手にした勝利を、活用しきれないことである
★ 真実の道を進むためには、一本の綱の上を越えていかなければならない
★ 避けようとして後ずさりする、しかめっ面に、それでも照りつける光。それこそが真実だ。ほかにはない
★ ずいぶん遠くまで歩きました。五時間ほど、ひとりで。それでも孤独さが足りない。まったく人通りのない谷間なのですが、それでもさびしさが足りない
★ とかく作品そのものは、底の知れない悪作です。その悪作である理由を一行ずつ証明してあげることもできます
★ ぼくの病気は心の病気です
★ すべてお終いのように見えるときでも、まだまだ新しいカが湧き出てくる。それこそ、おまえが生きている証なのだ。もし、そういうカが湧いてこないなら、そのときは、すべてお終いだ。もうこれまで
★ どんな宗教によっても救われることはなかった。ぼくは終末である。それとも始まりであろうか
★ ネガティブなものも、ポジティブと紙一重の、底の浅いものは身につけなかった
★ ポジティブなものは、ほんのわずかでさえ身につけなかった
★ ぼくは現代のネガティブな面を堀りあて、それを身につけてしまったのである
★ ぼくは人生に必要な能力を、なにひとつ備えておらず、ただ人間的な弱みしか持っていない
★ ぼくは、ぼくの知っている最も痩せた男です。体力はないし、夜寝る前にいつもの軽い体操をすると、たいてい軽く心臓が痛み、腹の筋肉がぴくぴくします
★ 人間というものは生来、風に舞う塵のようなものであって、本性においては軽佻浮薄なのである。一つの事に縛られるのを好まない。無理に縛り付けると、まもなく狂ったようにして縛めを揺さぶり出す。囲いや鎖、果ては当の自分までも空中高くはじきとばしかねない
★ いつだったか足を骨折したことがある、生涯で最も美しい体験であった
★ 目標があるのに、そこに至る道はない。道を進んでいると思っているが、実際には尻込みしているのだ
★ 誰でも、ありのままの相手を愛することはできる。しかし、ありのままの相手といっしょに生活することはできない
★ ぼくは父親になるという冒険に、決して旅立ってはならないでしょう
★ ぼくは彼女なしで生きることはできない。……しかしぼくは……彼女とともに生きることもできないだろう
★ 僕はひとりで部屋にいなければならない。床の上に寝ていればベッドから落ちることがないように、ひとりでいれば何事も起こらない
★ 将来にむかって歩くことは、僕にはできません。将来に向かってつまづくこと、これはできます。一番うまくできるのは、倒れたままでいることです
★ 言い伝えは不可解なものを解き明かそうと努めるだろう。しかし真理を帯びて始まるものは、所詮は不可解なものとして終わらなくてはならないのだ
★ 本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない
★ 僕は、自分を傷つけたり、刺したりするような本だけを読むべきではないかと思っている
★ 人が通ったところに、道は出来る
★ 生の瓦礫のうちからのみ自由が目覚め、かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる
★ 人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ
★ なぜ、人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか
★ 歴史はたいてい役所仕事によって創作されるのです
★ 結婚はしてもしなくても後悔するものである
★ 天空は動いても、次なる未来を教えはしない
★ 人間のあらゆる過ちは、全て焦りから来ている。周到さをそうそうに放棄し、もっともらしい事柄をもっともらしく仕立ててみせる、性急な焦り
★ 信頼が失われたならば、何を語っても意味がない
★ 死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす
★ 悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず
★ 悪の最も効果的な誘惑手段の一つは闘争への誘いだ
★ ただ詩のみが、つねに、真理へと到る道だ
★ 恐れをもつことは不幸だ。それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ
★ 多くの書物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある
★ 精神は支えであることをやめるときに、はじめて自由となる
★ 誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる
★ ある地点からは、もはや立ち帰ることはできない。その地点まで到達しなければならぬ
★ 青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです
★ 真実のない生というものはありえない。真実とは多分、生そのものであろう
★ 書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ
★ 精神の世界以外には何も存在しないという事実、これが我々から希望を奪い取って、我々に確信を与える
★ 人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰
★ 真の道は一本の網の上に通じている
★
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