チェ・ゲバラ 名人・名言集

エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna) 生誕:1928年6月14日。エルネスト・ "チェ "・ゲバラ(Ernesto "Che " Guevara、1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン出身の革命家、医師、作家、ゲリラ指導者であり、キューバ革命の象徴的な人物です。彼の生涯は、革命闘争、社会主義思想、そして国際的な影響力を持つ伝説として語り継がれています。
初期の生活と教育
- **1928年6月14日**:アルゼンチンのロサリオで生まれる。 - **1948年**:ブエノスアイレス大学に入学し、医学を専攻。 - **1951年**:南米大陸をバイクで旅行し、各地の貧困や病気に苦しむ人々の現実に直面。これが彼の政治意識を形成する重要な経験となる。
革命運動への参加
- **1953年**:医師として卒業し、グアテマラに渡り、ジャコボ・アルベンス政権の社会改革を支持。しかし、アメリカの支援を受けたクーデターで政権が崩壊し、メキシコに逃れる。 - **1955年**:メキシコでフィデル・カストロと出会い、キューバのバティスタ政権を打倒するための革命運動に参加。
キューバ革命
- **1956年**:グランマ号でキューバに上陸し、シエラ・マエストラ山中でゲリラ戦を開始。 - **1959年1月1日**:革命が成功し、バティスタ政権が崩壊。ゲバラはキューバ市民権を取得し、重要な役職を歴任する。 - **1959年-1965年**:キューバの国立銀行総裁、産業相、そして教育・医療改革に携わる。
国際主義とさらなる革命活動
- **1965年**:キューバを離れ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)で革命運動を支援するが、成功せず撤退。 - **1966年**:ボリビアに渡り、ボリビア共産党と協力してゲリラ戦を開始。しかし、地元の支援を得られず、困難な戦闘が続く。
最期
- **1967年10月8日**:ボリビア政府軍に捕えられる。 - **1967年10月9日**:ラ・イゲラで処刑され、遺体は秘密裏に埋葬される。
革命思想
- **反帝国主義**:ゲバラは、アメリカ帝国主義に対抗するための武装闘争を強く主張した。 - **ゲリラ戦術**:農村ゲリラ戦の戦略を開発し、その理論を著作『ゲリラ戦争』にまとめた。 - **国際主義**:彼の活動は単にキューバに留まらず、全世界での革命を目指すものであった。
遺産
- **象徴的存在**:チェ・ゲバラは、革命の象徴として世界中の多くの人々に崇拝されている。彼の肖像はポスター、Tシャツなどで広く使用されている。 - **議論の対象**:一方で、彼の暴力的手段や政治的思想については、賛否両論がある。彼の遺産は、理想主義と現実政治の間で議論され続けている。
評価
チェ・ゲバラは、20世紀の革命運動において最も影響力のある人物の一人です。彼の生涯と思想は、革命家としての情熱、社会正義の追求、そして国際的な連帯の象徴として、今なお多くの人々に影響を与え続けています。
革命家としての任務を全う出来ないのなら、私は革命家を辞める
★ アメリカが犯した罪、引き起こした惨劇を、つまり私たちが見た同じものをあなたたちもみてくるべきだ
★ これからは広島を広島の人を愛していこう
★ お前の目の前にいるのは英雄でもなんでもないただの男だ、撃て!!
★ ベトナム人の孤立について語る時われわれは人間として、不条理なこの時代の苦悩に襲われる
★ 蓄財できるすべての黄金よりも、はるかに決定的でいつまでも続くのは、人民たちの感謝の念なのである
★ 人は環境によって抑圧される自身の人格を守り、汚れのないままでいようという願望をもつユニークな存在として、芸術的な観念に反応する
★ 勝利に向かって限りない前進を。祖国か死か。かぎりない革命的情熱を込めて
★ フィナーレだ。比類なき大音声とともにフィナーレが次々に展開していく。十万人もの人々の歓声がとどろく。彼らの歌は奥深い。フィナーレをききながら、勇気が湧きおこる音がきみにも感じられるだろう
★ 仕事を辞めなければならないのは私も同じだったが、彼と違ってとてもうれしかった
★ 私たちは、身体中ヒロイズムにあふれていたが、頂上にたどりつけなかった。訓練で死ぬ覚悟はできていた
★ 戦場にもってきた思い出のよすがは、二つだけ。一つは妻からの包帯、もう一つは母からもらった石のついたキーホルダーだ
★ 人間には誰でもその人なりの欠点があるが、私の欠点は誰の目にもわかりやすく、互いに矛盾しあっている
★ 列強諸国の生活水準は、極度の貧困の上に成り立っている
★ 信じられないような偶然のおかげで、私にはいまわかった。私は旅をする運命にあるのだ、と
★ 夢みがちな心を満たそうと思うと、ひとところに落ち着くことがなかった。医学部にも病院にも試験にも、飽き飽きしていた
★ いきあたりばったりに南北アメリカを旅したことで、私は、自分でも気づかないほど変わった
★ 『開発途上』とは何か?歪められた異常な開発の産物である。それが我々だ。我々は丁寧に『開発途上』と表現されているのである。実際は、我々は経済制度を帝国主義によって変形させられた、植民地あるいは反植民地、あるいは従属国の住民である
★ 我々には誰だって、ちょっとした虚栄心が隠れているものだ。当時私は、世界で一番プライドの高い男だと思っていた
★ 大きな仕事をおこなうには、なにごとであれ情熱が必要だ。革命には、多くの情熱と大胆さが求められる
★ 人は毎日八時間かそれ以上、商品として機能する。つまり比喩的に言うと、個人としては死んでいる
★ 母に、ここに来てほしい。そのひざに私が頭をのせたら、ただひたすら優しく「わたしのぼうや」といって、そっと私の肌に触れて欲しい。私の体がそう求めている
★ 我々は非常に苦しい時代にあって、国を導く責任を負ってきた。もちろん、その影響は大きい。しかし、我々が退くべきときに退かなければ、仕事は完成したとはいえないのだ。我々の後を継ぐ国民を作ることが、君たちの義務でもある
★ いま革命家として考えていることは、医学を勉強しはじめた当時はあまり理想的に思えなかった。誰もがそうであるように、私も成功したいと思っていたのだ
★ さあ、着いた。キューバの森から疲れきって出てきた我々に、この言葉が響いた。ここまでは、シエラ・マエストラの山々を登ってきた。我々は、夜明けを知っていた。頭の中も両手も、夜明けの種であふれていた。この地に種をまき、実を結べるよう守っていくのだ
★ 娘の誕生は、私にとって二重の喜びだ。第一に、悲惨な結婚生活にブレーキをかけてくれた。第二に、とにかくも出発できると全面的に確信することができた
★ ゲリラ戦とは、圧制者に対する民衆全体の戦争である
★ 世界の他の国が、私のささやかな努力を求めている
★ 女を好きにならないくらいなら、男をやめる。だが、女を好きになったからといって自分の任務や夫婦の義務をひとつでも怠るようなら、革命家をやめる
★ 先のこと?正直いって、自分の骨をどこに埋めることになるかもわからない
★ 自分の義務を果たし、遍歴の騎士のマントを脱ぎ捨てて、何でもいいから武器を取って戦わなければならない
★ 国民の意思を重視するシステムにしたがい、国民の幸福に貢献することだけを唯一の行動規範とするならば、国を支配するのは簡単だ
★ 他国で戦いに行くために快適な生活を捨てる覚悟のある者だけが、革命家の名に値する
★ 戦士として厳しい生活を送る中で、女性は女性特有の資質をもちながら、しかも男性と同じように働く能力を持った同志である。女性には戦う能力がある。男性より体力は劣るが、我慢強さはひけをとらない
★ 開発途上国が汗と苦しみの代償として生み出した原料を国際市場価格で売り、最新の自動化された大工場で生産された完成品を国際価格で買う現実を、どうして「互恵」と呼べようか?
★ 革命は情熱で、つまり人間が名誉の社会的立証を求める闘いでできている。どこまでも完全にはなりえない。我々の革命もそうだ
★ コンゴで学んだ失敗を、僕は二度と繰り返すまい。新しい失敗もすれば、ほかのことでまた似たような誤りをおかすかもしれないが。僕の責任は大きい。この敗北は決して忘れないし、この最も価値ある教訓も忘れない
★ 唯一の寝床となった折りたたみ式ベッドを「ポデローザ」の脇にしつらえて横になると、未来への希望で胸が高鳴った。もっと自由で、もっとさわやかな、冒険精神に満ちた空気が吸えるような気がした
★ 医学に身を捧げるか、それとも革命の兵士としての務めを全うすべきか、私は苦しんだ。リュックサックにはたくさんの薬と弾薬ケースがつまっている。両方いれていくことはできない。私は弾薬ケースを取り出し、あとはそこに置いていった
★ 「集団」は「個」と対立するもの、という感覚がどんどんふくらんでいった。前もそうだったように、私はいつも人から私的な援助を受けず一人で我が道を探し出すたちだ。でもいまでは、自分の歴史的任務について考えるようになった。私もいっぱしの人間であると感じられて、満足だ
★ 私はいまだに冒険家ではあるけれど、いまの私の冒険は正義を追い求めることだけだ
★ 私は39歳になった。ゲリラ戦士としての自分の将来について考えなければならない年齢に、容赦なく近づいている
★ 甘ったるいと思われるかもしれないが、言わせてほしい。本当の革命家は、大いなる愛情に導かれている。愛のない本物の革命家なんて、考えられない
★ 私を殺しに来たのだろう。撃て、臆病者め。お前の目の前にいるのはただの男だ
★ 代表の皆さん、これは、アメリカ大陸における新たな姿勢だ。我らの人民が日々上げている、叫び声に凝縮されている。また全世界の民衆に支持を呼びかける叫びだ。特にソ連が率いる社会主義陣営の支持を。その叫びとは、こうだ――“祖国か、死か!”
★ 我らの人民は声を上げた、“もう十分だ”と。この偉大な人民の行進は、真の独立を勝ち取るまで続く。あまりにも多くの血が流されたからだ
★ 2つ、3つ・・・、数多くのベトナムをつくれ、これが合言葉だ
★ 人は毎日髪を整えるが、どうして心は整えないのか
★ 我々にとって社会主義の確かな定義は人間の人間による搾取の撤廃以外にない
★ 酒は飲まない。タバコを吸う。女を好きにならない位なら、男を辞める。だからと言って、あるいはどんな理由であっても、革命家としての任務を全う出来ないのなら、僕は革命家を辞める
★ 私のことを冒険家というのなら、たしかにそうだ。しかし、私は違うタイプの冒険家だ。自分の真理を証明するためなら、命も賭ける冒険家だ
★ 落ち着け、そしてよく狙え。お前はこれから一人の人間を殺すのだ
★ これからは良い事をされたら100倍にして返せ!その代わり嫌な事をされたら100分の1にして返せ
★ 人は環境によって抑圧される自身の人格を守り、汚れのないままでいようという願望をもつユニークな存在として、芸術的な観念に反応する。それは逃避以外のなにものでもない
★ 明日死ぬとしたら、生き方が変るのか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なのか
★ 未来のために今を耐えるのではなく、未来のために今を楽しく生きるのだ
★ ただ一人の人間の命は、この地球上で一番豊かな人間の全財産よりも100万倍も価値がある。
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★隣人のために尽くす誇りは、高い所得を得るよりもはるかに大切だ。
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★蓄財できるすべての黄金よりも、はるかに決定的でいつまでも続くのは、人民たちの感謝の念なのである
★ 人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドしかない。人間を磨くにも人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ
★ 世界のどこかで、誰かが蒙っている不正を、心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから
★ 人が革命家になるのは決して容易ではないが、必ずしも不可能ではない。しかし革命家であり続けることは、歴史上に革命家として現われながらも暴君として消えていった多くの例に徴するまでもなく、きわめて困難なことであり、さらにいえば革命家として純粋に死ぬことは、よりいっそう困難なことである
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