上野由岐子 名人・名言集
上野由岐子(うえの ゆきこ)
生年月日:1982年7月22日
出身:福岡県福岡市
ソフトボール選手(投手)
ソフトボール日本代表。2004年アテネオリンピック銅メダリスト、2008年北京オリンピック金メダリスト、2021年開催の東京オリンピック金メダリスト。愛称は「うえぴー」。「ソフトボール界のレジェンド」の異名も持つ。
上野が413球を投じた2008年の北京オリンピックは、ソフトボールが正式競技として行われる最後の大会となることが決まっていた中で行われた。このため、メダル授与後、銀・銅のチームを加え、2016年の夏季オリンピックでソフトボールが再び正式競技として復活するよう、ボールを並べて願いを込めた。その後も上野は、ソフトボール界の代表として、日本リーグでのプレーのみならず、あらゆる場面においてソフトボールの五輪での復活に向けた活動に尽力した。
だが、そうした関係者の努力も空しく、2009年8月13日に国際オリンピック委員会は、2016年夏季オリンピックで競技に加える候補として、ゴルフと7人制ラグビーの2つに絞り込み、ソフトボールは野球とともに復活が叶わなかった。落選決定後、上野は報道各社の取材に、「ソフトボールにとって五輪は最高の舞台。子供たちの夢が断ち切られ残念」という趣旨のコメントを述べた。
街を歩いて、時々声をかけられることぐらいです。悪いことはできないなと思います(笑)
★ 本当に日常=(イコール)グラウンドと自分たちでよく言うんですけど、日ごろできないことはグラウンドに出てもできない。だから、グラウンドで一流になりたいんだったら、日常生活も一流にならないと。ソフトボールはグラウンドだけがすべてじゃないので
★ うちの場合は特にソフトボール部専用の寮なので、本当に365日みんなと一緒にいるという感覚なんですけど、その中で先輩とか後輩という人間がいても、試合になればみんなが、先輩後輩関係なく力を合わせてやっていかなきゃいけないわけだし、後輩が先輩に言わなきゃいけないことがあったりもするわけなので。そういう、「言える環境」を寮生活の中でつくっていかなきゃいけないと思います
★ 自分がマウンド立ったときに、今日は上野だからしっかり守ってやろうと思わせるには、日ごろどういうふうに仲間と接しなきゃいけないかとか、どれだけ周りに気配りできるかということにもつながってくると思うので
★ みんなのために自分は投げなきゃいけないと思うし、自分が打たれても、みんなが上野のためにと思って打ってくれるわけで、それがある意味信頼関係だと思う
★ 自分だけでやっているものじゃなくて、自分が打たれても打線が助けてくれるときもあるし、本当にチームプレーなんだなというのをソフトボーラーはすごく感じるので
★ 金メダルというのをみんなが期待してくれていて、それに応えたいという気持ちもあるんですけど、本当に自分たちが、どれだけそこに執着心を持って、諦めないでやれるかというのが、最終的には強さにつながると思う
★ 自分たち以上に必死の形相で戦いに来ると思うので、自分たちも今まで以上に準備していかなきゃいけない。プレッシャーがどうというより、本当に必死にやってくる相手に勝つために、自分たちはどのくらい必死になって準備して戦っていくかというのを考えていかなければいけないと思う
★ 日本だけが最後のオリンピックなわけじゃなく、どの国のソフトボーラーもみんな最後のオリンピックになるわけだし、そういった意味ではどの国も金メダルを狙いに来ると思うので、自分たちだけが受けているプレッシャーじゃないと思います
★ プレッシャーは、なくはないですけど、別にそれは自分たちだけじゃない
★ オリンピックに出て、もちろん今、自分たちは金メダルを取ることを目標にやっていて、それは自分の夢だし目標ですけど、別に自分のためだけにやっているわけじゃないというか
★ 期待してくれている人たちがいるから頑張れる自分がいるので、本当にそういう人たちのために頑張っているという感じです
★ 正直、自分のためには頑張れないと思います。やっぱり期待してくれているみんな…例えばソフトボールという競技に対してたくさんの人が協力してくれたり、どうしても勝ってほしいから頑張れと言ってくれる人の力があるから、この人たちのために自分も頑張ろうと思えるわけだし。だから力が出るというか
★ 日本のためにですかね、簡単に言えば。日本の代表として行っているわけなので、やっぱり日本のために頑張るべきだと思います
★ 自分が行って、感じて、試してみて、本当にそれで通用するのかしないのかを感じることによって、今までになかった知識だったり、考え方というものが生まれてくるし、それが自分の向上にもつながっていくと思うので
★ アメリカの良さもあるけど、日本の良さもある。だからといってアメリカを全拒否するわけではなくて、アメリカにも通用するけど、日本にも通用するものって絶対あると思う
★ 日本の骨格に合わせた動きをすればアメリカと同じようなパワーを出せるので、それを本当に追求していかなきゃいけないと思う
★ 正直、アメリカと同じことをやっても、日本は勝てないと思うので。根本的に骨格のつくりも違うので、アメリカの人がやっている動作を同じようにやっても、同じようにはボールは飛ばないし
★ やっぱり自分たちはアメリカに勝ちたいという気持ちでやっているし、アメリカに勝つためには、日本人として何を強化していかなきゃいけないのか、どういうふうに対等に戦っていかなきゃいけないのかを、考えていかなければいけないと思う
★ アメリカは今までずっと世界一になってきたプライドもあると思うので、根本的に違うというか。もちろん体格も違うし、体質も違うし、体のつくりだったり、骨格だったりが全然違うので、求めていくところは本当に違うんだなって
★ アメリカは本当にサバイバル競争の激しい国なので、個々の考え方だったり、意識だったり、気持ちは日本人よりも強いと思うし、日本人はどちらかというと守られながら己を強くしていくので、そういった意味では強さの質が違うと思う
★ (アメリカにない日本の強さとは)器用なことですかね
★ (日本にないアメリカの強さとは)パワー。体格の差だと思います
★ 目的がソフトボールをしに行っているので、観光しに行っているわけではないから、グラウンドとホテルの行き帰りしかやることがないです
★ ホテルとグラウンドの行き帰りです
★ 全日本に選ばれてからは、遠征で外国に試合をしに行くことは度々
★ 自由な国だから。何が自由なんだろうと思っていました
★ アメリカは中学のころから行ってみたい国だったし、興味のある国でした
★ アメリカ人が気さくだったことぐらいですかね(笑)
★ 高校2年生のときかな。修学旅行でロサンゼルスに。姉妹校がそこにあったので
★ 機会を用意してくれたというか、そういう環境をつくってくれた
★ 信頼関係って、力だけがすべてじゃないので。うまいから信頼しているわけじゃなく、人間性だったりとか、性格だったり、すべて兼ね備えていなければいけないと思うんですよ。実力があっても嘘つきだったら信頼されないと思うし…その辺は目に見えないものです
★ 自分は今まで監督の下でずっとやってきて、自分がそろそろ交代かなと思ったときに、必ず監督が「おまえ行け」と言ってくれたりして、監督にすごく信頼されているという感じを受けていたところもあったので、大事な場面でそう言わせられなかった自分というのは、思っていた以上にまだ信頼されていなかったのだなと感じたんです
★ (信頼関係が)できていたのかできていなかったのかは、お互いに分からないですけど。そういうのって、あうんの呼吸じゃないですか
★ ソフトボールはチームプレーなので、お互いの信頼関係が大事だし、自分が一番それを求めているので
★ もちろん金メダルを狙いにいっていた大会だったので、それが銅メダルだったということに対しても悔しかったのですけど、その大事な場面で、監督に「おまえ行け」と言わせられなかった自分が悔しかったというか…まだ監督に信頼されるピッチャーになれていなかったんだなということをすごく感じたので、それが本当に、あのときのオリンピックでは一番悔しかったというか、悔いに残っています
★ まだ高校生だったので、自分なんかよりもすごい選手は実業団にはいっぱいいるという感覚だったし。だから、まさか自分が選ばれるとは思ってなかったので
★ 全日本に入ってから、監督に「こう考えていたんだぞ」「本当はこうだったんだぞ」みたいな感じで言われて、ああ、そうだったんだ…みたいな
★ それ(ケガがなければシドニーに行けたこと)は後々聞いた話なので、そのときは全然そんなつもりはなかったし。知らなかったんです
★ 体育の授業でケガをしたんです。それで3カ月入院しました
★ 自分が中学生のときにソフトボールがオリンピック種目になったので、そのときにソフトボールでオリンピックに出たいという目標を立ててからは、それ以外はないという感じです
★ どっちかというとほかの競技の選手の記事をよく読むんですよ
★ 参考になる面もありますけど…。ピッチャーとしてのコンディショニングとかそういうものは、もちろんプロ野球選手の方を参考にしますけど、メンタル的なところは正直あまり読まないというか、自分自身もあまり興味がないので
★ 正直、自分はピッチャーなので…野球選手の記事はあまり読まないんですよ
★ 中田選手の性格だとか、生き様みたいなものを見て、このぐらい芯の強い人間じゃないと一流でやっていけないんだなと思ったので
★ 規則や制限のある中で、自分がどれだけやれるかが勝負だ…という話があったりしたので
★ ロナウジーニョ選手のプレースタイルだったり、雰囲気というか、考え方もそうだし…いろいろな雑誌やプレーする姿を見て、ロナウジーニョさんみたいな選手になりたいな
★ (尊敬する人)今はロナウジーニョさんですね
★ 多分どのスポーツをやったとしても、一生懸命うまくなりたいと思ってやるだろうなというのはありますけど
★ 実力があればですね。正直、自分のレベルがどのぐらいなのか分からないし。何とも言えないですね
★ 指導者の道が開ければ、そういう道に行きたいなと思うけれど、絶対に指導者になりたいという気持ちでもないですし
★ 今までは自分がやっている立場だったけれど、指導者みたいなこともやってみたいと思うし、逆にソフトボールから離れて、普通の生活というかOLみたいな生活をやりたいなと思うときもあります
★ もちろん結婚もしたいと思うし、今度はソフトボールだけじゃなくて、ほかに興味を持ったことだったり、スポーツではない面でいろいろな体験をしてみたいというのはありますね
★ やりたいことはいっぱいあります
★ (結婚について)今はまだないですね。やっぱり今はオリンピックというものが目の前にあるし、正直そういうことを考えている暇はないというか
★ どっちかというと普通の、一般の生活をできればそれでいいという感じです
★ しんどいから。根本的に、あまり目立つようなことはしたくないんです
★ いや、同じ人生はいいです
★ 同じ環境だったら、野球に転向したかもしれないですね
★ 男の子の中に混じってやっていました。引けを取らないというか、負けたくなかったという一心だったので。本当に同等に扱ってもらったし
★
人気名言ランキング
今月ランキング
- 12票 平櫛田中(ひらくし(又は ひらぐし) でんちゅう...
- 10票【世界一IQが高い人】 マリリン・ボス・サバント...
- 7票 細木数子(ほそき かずこ)<br > 生誕:1938年...
- 6票 円谷英二(つぶらや えいじ)<br> 本名:円谷英一...
- 5票 土方歳三(ひじかた としぞう) 生誕:天保6年5月...
- 5票 熊谷正寿(くまがい まさとし)<br > 生誕:19...
- 5票 志村けん(しむら けん)<br > 本名:志村康徳...
- 5票 泉鏡花(いずみ きょうか)<br > 生誕:1873年...
- 5票空海(くうかい)生誕:宝亀5年(774年)。平安時代初...
- 5票 星野源(ほしの げん)<br > 生誕:1981年1月2...