内村航平 名人・名言集
内村航平(うちむら こうへい)
生年月日:1989年1月3日
出身:福岡県北九州市
体操競技選手
オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む19個のメダル(金メダル10、銀メダル5、銅メダル4)を獲得している。個人総合において、2008年北京五輪で10代の選手として史上初めて銀メダルを獲得したことを皮切りに、2009年世界体操競技選手権から2016年リオデジャネイロ五輪まで前人未到の世界大会8連覇を達成。国内外において2008年の全日本選手権から2017年のNHK杯まで約9年間に渡り個人総合で40連勝を記録したことから、「史上最高の体操選手」との呼び声も高い。
**内村航平の体操キャリアと個性**
オールラウンダーとしての実力
内村航平は、特定の種目で複数回の優勝経験を持つ専門家ではないが、全ての種目を高いレベルでこなすオールラウンダーである。2018年時点で得意種目は鉄棒とされている。世界選手権ではゆか、鉄棒、平行棒で優勝経験がある。
技術と評価
内村の技術は、特に着地と空中姿勢に定評がある。体操競技の採点要素であるEスコア(技の正確さ)で全種目を通じて非常に高い評価を得ている。2011年の世界選手権ではロンジン・エレガンス賞を受賞し、2013年および2014年にも同賞を受賞しており、2022年現在では男女通じて唯一3回連続で受賞した選手である。
幼少期と訓練
内村は幼少期から両親の営むスポーツクラブでタンブリングやトランポリンに親しみ、高度な空中感覚と安定した着地感覚を身につけた。代表選手となった後も、新たな技に取り組む際にはトランポリンを使って技の感覚を覚え、体の動きをチェックしている。
偏食と食生活の改善
かつては極端な偏食家で、野菜を嫌い、米と肉のみの食事が中心であった。北京オリンピックには「ブラックサンダー」を40個持ち込み、競技前に食べる「勝負食」としていた。喫煙者でもあったが、コナミスポーツ&ライフへの入社後に食生活の改善に取り組み、野菜を食べるようになり、チョコレートも断ったが、野菜嫌いは完全には克服できていない。また、20歳からは1日一食の食事を続けている。
趣味と嗜好
内村は漫画『ガンバ!Fly high』の影響を強く受け、好きな体操選手は主人公の藤巻駿。好きな歴史上の人物は織田信長と坂本龍馬で、好きな城は姫路城。好きな音楽アーティストはAK-69で、運転中や移動中、試合前に聴いていると語っている。
2016年リオデジャネイロオリンピック
リオデジャネイロオリンピックでは個人総合の最終種目「鉄棒」の演技中に人生初のぎっくり腰を経験。また、試合中は他の選手と違い得点を全く見ないことを明かしている。
内村航平は、そのオールラウンドな能力、技術の正確さ、独特の訓練方法、そして個性的な食生活と趣味によって、体操界において特異な存在であり続けている。
体操界の仙人になりたい。それくらいまで代表で戦って、体操のすべてを知り尽くしたい
★ 今までケガをしてから辛く苦しい思いをしてきたので、ここで一気に発散したい
★ 100%成功させなくても恐怖心を一つ超える何かを得られればいい
★ 怖いというのが今は勝ってしまっているけれど、やっていかないと世界で勝負はできない
★ ゆかの3回ひねりは跳ぶときに高さが必要で、アキレス腱にすごくダメージがかかるんです。僕はアキレス腱を切ったら競技人生は終わりだと思っている
★ まずは試合感を取り戻すこと
★ (2016年リオオリンピック個人総合の金メダル後インタビューにて)嬉しいより幸せですね
★ もう何も出ないところまで出し切った
★ 練習だけを信じて
★ 航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の選手と一緒に競い合えていることが嬉しい。(2016年リオオリンピック、個人総合:銀メダリスト)
★ 床だと特に、二人共世界チャンピオンになったことがあるんで、多分周りからしたら何話しているかわかんないレベルだと思います
★ 結構こういう取材とかでも、毎回ひと笑い起こしたいなっていうふうに思っているから(笑)
★ 『シライ7(セブン)』が一番かっこいいな
★ (6年後の白井選手へ)シライ10(テン)までできた?
★ いやもう言われるまでもなく頼りますけど。はい。いやもう頼るしかないと思うんで。31ですもんね。今みたいに全種目フル活用とまではいかないと思うんで。やっぱ得意種目は、しっかり団体に貢献できるぐらいまでいって、あとは若者に任せようかなと
★ やっぱ31歳になるので、体操選手としてはだいぶベテランのベテランくらいになるので、そこで絶対にしんどいのは分かっているので。そこでオリンピックを目指すとなったら…頑張るしかないので。だからまあ、しんどくても頑張って代表入れよっていう気持ちで書きました
★ (6年後の自分へ)しんどくても、頑張れよ!
★ なくてはならないですね。たぶん床だったら、もう10年ぐらいずっとチャンピオンで居れるんじゃないですかね
★ 『うわー。ここまでやるか?』みたいな。でも一緒にチームとして戦うって考えた時は、いやもうそれ以上やってほしいなって思いましたね
★ 何かもう、あき…らめ…ちょっと入りましたね。最初見たときは。あの演技を見たときは
★ いやもうなんか、その社会人1年目の、一緒に試合に出たときには『うわ、これこのままいったら絶対に抜かされるな』と思って、火は付けられたんですけど、2年後に一気に差がすごい開いちゃったんで、床に関しては
★ そんな2年でそんな変わるかな~みたいな(笑)ぐらい成長してたんで、間違いなく代表にも入ると思ってましたし、その構成で世界選手権行けば間違いなく金メダルを獲れるというのも、分かってたんで。ちょっと驚きでしたよね
★ 初めて一緒に試合したのが僕が社会人1年目の時の全日本種目別選手権で、そんとき中学3年だったんですけど、その時は、まだ負けないなって思ったんですよ
★ でも床はだいぶもう負けちゃってますけど。でもどうにか食らいついて行きたいなっていうのはありますね。自分も床得意なんで。一応。はい(笑)
★ (白井選手を)5年生ぐらいから見てるんで…。まあ弟みたいな存在ではありますよね。ひねりも得意だし、似ている部分が結構多いんで
★ ロンドンオリンピックが終わるまでは、気が抜けない状態ですね。終わってからは、携帯の待受けが変わっているか楽しみです
★ (出場種目が多くなりそうですが、大変ではないですか?)大変ですね。凄く辛いんですが、自分がその立場にあるというのが分かって、しんどいなとか思わなくなってきました
★ 全種目で決勝進出を狙いたいと思います
★ 種目別は、スペシャリストが集まっていてハイレベルな争いになり、決勝に残ることが難しいのでまずは残ることが目標です。決勝に残ることができたら、メダルをより多く獲得できるよう頑張りたいです
★ 個人総合は、ミスをしない演技、そして着地をどれだけまとめられるかがポイントになると思います
★ 個人総合も種目別も、狙っているというか、獲れるように準備をしているので、団体を乗り切ってそのいい流れで臨めればと思います
★ 一人だけ代表に決まってオリンピックの練習を5カ月もやらせてもらえたので、いつロンドンへ行っても大丈夫だと思います
★ 全日本選手権のときは少し不本意な演技でしたが、NHK杯でかなり近づいた感じです
★ (山室選手と)年も大学も同じで、この6年間一緒に壁も乗り越えてきたので、ロンドンオリンピックでも一緒に乗り越えていきたいと思います。ピンチのときにはお互いにフォローしあえる仲なので、その辺がうまく機能すれば良い結果につながると思います
★ 昨年、2人(山室選手と田中選手)とも東京で世界選手権を経験して、精神的にも強くなって試合に臨めると思います。技術面は言うことはなく、KONAMIの選手3名で普段通りの精神面で試合に臨めるのが強みだと思います
★ (次第に金メダルへの期待は高くなってますか?)だいぶ高くなってますね。誰がどの種目にでるのか、どの種目にでなければいけないのか、そしてどんな演技をしなければいけないのか、それぞれがシミュレーションしてると思うので、それを合宿で高めていけば現実になると思います
★ 今の日本は誰が代表になっても、ミスさえしなければ金メダルを狙えると思います。そういった意味で団体金メダルの自信はかなりあります。本番までメンバーがどのように仕上がっていくのか、自分がどこまで高まるのかとても楽しみです
★ 若いチームですが、その中にベテラン選手と代表選手が混じったチームなので、美しい演技をする選手・パワフルな演技をする選手・勢いのある演技をする選手などいろんなタイプの選手がいて面白いと思います
★ 団体は皆で励ましあって、喜びを分かち合ってできるので楽しいですね。団体のときの方が素直に喜びが表現できていると思います
★ 個人総合は周りの選手が他国の選手などですし、一人でやっている感じがして……
★ 北京オリンピックで初めて代表に入ったとき、団体で負けるのがこんなに悔しい思い出が今でも残っています。団体では金メダルをまだ獲ったことがないのも大きいですね
★ (個人と団体は違いますか?)全然違いますね。個人で優勝してもうれしいですが、何か足りない感じがするんです
★ (携帯の待受けを銀メダルにしてるのは本当ですか?)本当です。昨年の世界選手権は人生で一番悔しい銀メダルだったので。次のオリンピックで金メダルに変えたいですね
★ 北京とその後2回の世界選手権で銀メダルという結果が凄く悔しくて、特に世界選手権は金がと獲れていたのに獲れなかったことが心に残っています
★ なによりも、アテネの印象が凄く強くて……。家で眠い目をこすりながらテレビを見ていたのですが、冨田さんが鉄棒の着地を決めて鳥肌が立ち、目が覚めましたのを覚えています。最後に鉄棒の着地を決めて、結果もついてきているのでまさに理想ですね。それを見て、いつかオリンピックの舞台に立ちたいなと思いました
★ 個人総合は3回優勝してますが、世界選手権・オリンピックでは団体金メダルを獲ったことがないので、その魅力を味わってみたいと思っています
★ 体操ニッポンを復活させる演技で金メダルを獲り、最高のドヤ顔をしたいと思います
★ 団体戦でも全種目でなければいけないと思いますが、言葉でなく演技で示せればいいなと思います
★ 今回は、僕がチームを引っ張っていく気持ちが大きいです
★ ロンドンでは同じ失敗をしないように5人全員で回って練習を行う、とかしていけば、お互いのミスをカバーできることもあるかと思います
★ (ロンドンでの目標は?)団体金メダルです。そのいい流れで個人総合、種目別に繋げていきたいと思います
★ 僕はオールラウンダーなんですが、今回のオリンピックではスペシャリストとして種目別でもメダルが狙えるよう高難度の技に取り組んできたのでとても楽しみです
★ 演技でもいつやってもメダルが獲れるレベルまで練習してきています
★ 北京オリンピックのときと比べて、いろいろな経験を積んできているので、精神的にかなり自信が生まれました
★ 4年前のときはオリンピックがどんな試合がわからずに期待だけを抱いてましたが、今はオリンピックがどんな試合かわかっているので、自分がチームを引っ張っていかなければいけないという責任感があります
★ 高校3年のときに日本の強化選手に選ばれて、そのときゆかが得意種目で、ちょうど日本が苦手とする種目だったんです。僕が代表に入って力になりたいと思いました
★ (オリンピックを意識するようになったのはいつ頃ですか?)小学校のときから出場できたらいいなと思っていましたが、現実的に目標としたのは高校3年ぐらいです
★ やっと一人の寂しさから解放されました。ようやく代表もそろって、大きな目標に向かってスタート地点に立ったという感じです
★ ロンドンでは、元気・勇気そして感動を与えられる演技をしてより多くのメダルを日本に持って帰ってきたいと思います。応援宜しくお願いします
★ 宿命ですね。やるために生まれてきたという感じです。体の続く限りずっと体操はやりたいですね
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