北尾吉孝 名人・名言集
北尾吉孝(きたお よしたか)
生年月日:1951年1月21日
日本の実業家、SBIホールディングス代表取締役会長兼社長兼CEOで、SBIインベストメント代表取締役執行役員会長兼社長。SBIグループの創業者でもある。
1951年1月21日生まれ。兵庫県出身。兵庫県立神戸高等学校卒業。
1974年 慶應義塾大学経済学部経済学科(気賀ゼミ)卒業、野村證券株式会社入社総合企画室。
1978年 ケンブリッジ大学経済学部卒、野村證券株式会社海外投資顧問室。
1982年 同ニューヨーク拠点(NSI)。
1987年 同第二事業法人部次長。
1989年 ワッサースタイン・ペレラ社常務取締役(ロンドン)。
1991年 野村企業情報株式会社取締役。
1992年 野村證券株式会社 事業法人三部長。
1995年 野村證券がソフトバンクの株式公開を担当したことが縁でソフトバンク株式会社の孫正義に出会い、スカウトされる。ソフトバンク株式会社常務取締役。
1999年 ソフトバンク・インベストメント株式会社(現・SBIホールディングス株式会社)代表取締役社長CEO。
2005年 財団法人SBI子ども希望財団 理事。
2008年 SBI大学院大学 学長。
2019年 一般社団法人日本STO協会会長。
社会貢献をする人をきちんと賞賛することが大切です
★ 大切なのは “事上磨錬” (じじょうまれん)という言葉どおり、毎日の生活・仕事の中で自分のことを鍛えていくということです。そうして自分の精神を高めていく。結果、それが実際の仕事の成果に繋がり、周囲にいろんな良縁ができていきます
★ “縁尋機妙”(えんじんきみょう)という言葉が仏教にあります。「良い縁が良い縁を尋ねて、さらに展開してゆく様子は不思議なものである」という意味です。まさに仕事で大切なことは、良い人々と出会うことです。そうした良縁を得ることで良い仕事ができるものです。1年や2年で職を転々とするだけの転職では良縁に出会えません。結果、時間のムダです
★ まずやってみろ。「できない」なんてすぐに音を上げるな。できないのなら、なぜできないのかを考えろ。知恵と工夫と努力が十分かどうかをもう一度反省してみろ。ものの見方を少し変えて、もう一度やり直してみろ
★ 私は常にチャレンジすることを貫いてきました
★ 時代が変われば、非常識が常識に、不可能が可能に変わることがあります。時代に合わせて柔軟に考えることが必要です
★ 知識は、それだけでは何にもなりません。学んだことをどう活かすかを考える。活かし方がわかって初めて意味を持つのです
★ 自己否定をできず、成功体験にあぐらをかいていると、自社を取り巻く状況が変化したときに必ずやられてしまいます
★ どこの国でも人間性の基本は変わりません。髪の色や肌の色が違っても、交渉するうえで一番大切なことは誠実さです。小手先のテクニックは、誠実さには絶対におよびません
★ 苦境に立たされても動じず、むしろそれを好機ととらえられるようになったら、そのときはもう何が起ころうとビクビクすることばない
★ 戦略とは経営者自身の自問自答の結果生まれてくるものです。戦略に納得がいくかどうか、そしてそれを証明する根拠があるかどうかと自問自答を繰り返すことで、より大きな戦略になります
★ 過去に正しかったことが、未来でも正しいでしょうか? ウィンストン・チャーチルは、「過去にこだわる者は未来を失う」と言っています
★ 過去の知恵に学ぶべきことはたくさんあります。しかし、大事なのは、歴史を現在に、また自分の仕事に照らし合わせることなのです
★ まともな動機とやり方できちんと儲けて、その金を私利私欲ではなく、他人や社会のために使えばいい。そうすれば、それは巡り巡って最後には自分に返ってくる
★ ひとつの欲求から派生するあらゆるニーズをワンストップで提供できたら、お客さんは他に行く必要がない
★ 人に「人徳」があるように、会社には「社徳」があると思います。会社の「社徳」には上から下まで徳性の高い、よく磨かれた人が必要です
★ 才能はそんなに大きな差はなく、努力をするかしないかの方がよほど重要です
★ 今の若い人から我々のような世代が学ぶ事も沢山ありますし、逆に我々のような世代から今の若い人が学ぶ事も沢山あるわけで、異質な感性を有するであろう者同士が互いに夫々の大きく離れた世代から学べば良いのだと思います
★ 人は立場が上になればなる程に、部下の前で知らない事柄を素直に「知らない」と言うのが難しくなるものです。それは「うちの上司は、そんな知識もないのか」等と馬鹿にされるのが怖くなるからです
★ 私の見ているところでは、人は年を取るに勉強し続ける人と勉強しなくなる人にはっきりと分かれてき、取り分け後者は70歳を超えて駄目になる人が多いように思われます
★ そもそもがselfishは飽く迄も自己中心的であって日本では之を利己主義というわけで、私が知る限り日本のみならず漢字文化圏にあって基本、個人主義をそうした形で不明瞭には用いないものと思います
★ 「プロ経営者」を採るべきか否かに関しては、それはその会社の風土や文化あるいは発展段階にも拠ることだと思いますが、根本から抜本的に大きく変えないとその会社は退歩あるいは倒産するという場合、時としてそうした決断も必要になるのかもしれません
★ 仕事をやり遂げる上で絶対に欠かせないものを一つあげよといわれたら、私は「憤」の一字を上げたいと思います。憤がないことには頑張りようがないのです。「何するものぞ。」という負けじ魂が出てこないと、本物にはなれないのです
★ 小さなことを続ける:それは尊い行いなのだと見方を変える必要があります。何であれ、「つまらない」とは考えない。すべての小さな行いが自分を成長させてくれると考え方を変えれば、なんであれ意欲的に取り組めるようになります
★ 人を知る者は知者に過ぎない、自分を知ることが最上の明なのだ
★ 私は「失敗しても後ろは振り返らない」といつも自分に言い聞かせています。たとえ失敗したとしても「あ、これは天命だ。天はここで自分に失敗させたほうがいいと考えて、こうしてくれたんだ。」と考えるようにしています
★ 一人でいて誰にも見張られていないからといって何をしてもいいわけではない。人は見ていなくても、天は必ず見ているのだと考えました。天の存在を認め、その結果として自分を律しなくてはならない
★ 私たちの生きている社会は人間のつくった社会です。仕事をする相手も人間です。人間抜きには何も語れないのです。したがって、人間とは何かと考えることは、よく生き、いい仕事をするためには欠かせない大きなテーマとなります
★ 私が働くことに求めてきたのは生きがいを見つけることでした
★ 勉強したくても叶わない人達の方が世界には圧倒的に多くて、ありがたい環境に生まれてきたことに日本の若者は感謝しなくてはいけない。自分の成長を助けてくれる様々なご縁に感謝することが大事である
★ まず受け入れなさい。そして必死になってやりなさい
★ 難しい目標を達成するために大切なのは、一つの目的を達成した時に、満足感を得てよかったで終わりにしないこと
★ 日常の小さな積み重ねがいざという時に大きな力となっていく。大きな仕事をしようと思うのなら小さな仕事を大切にしなくてはならない
★ ピンチがやってきたらありがたいと思う。問題が難しい程、必死になりあらゆる手を考えます。そして知恵を磨く。ピンチとは知恵も人も磨ける絶好のチャンスである
★ 小成に安んずることなく、やりかけたら男子一生。夢や志を持ちながら、中途半端に満足していたら、私の人生は終えきれません
★ 小さな志なしに、大きな志は持てません。自分を律する気持ち、それから人の何倍もの努力が必要です。単に大きな志を持っているだけでは、夢想家になってしまいます
★ 事業というのは一人ではできません。自分の周りの自分よりも優秀な人、あるいはそれぞれの分野で優れた人が集って初めて事業になるわけです
★ リーダーに一番大切なのは一言で言えば情熱です。情熱を持っていなくては始まりません
★ 戦略を打ち立てる場合、用意周到に進めながら、タイミングをしっかりと考えなければなりません。つまり、「天の時」を得ることが大切です
★ どんなモノであれ、モノを売るということは、相手を動かすということです。相手が何を欲しているか、相手の目線に立って考える必要があります。さらに、そもそもニーズがあるのか検証が必要です。そのためには、時流をとらえる必要があります
★ 世の中にはハウツー本があふれています。しかし、それらは、彗星のごとく現われて、彗星のごとく消えていってはいないでしょうか。お金儲けの方法を一冊書いて当たった人はいます。でも、そうした人で、恒常的に儲けている人はいるのでしょうか
★ 何が正しくて何が間違っているかを判断するのは、実はそれほど簡単ではない。それが法律であっても、守るのが正しくて違反は間違いとは一概にはいえない
★ 古典というと、若い人は「難しそうだし、すぐに役に立つわけでもないし」と敬遠しがちですが、急がず回れという言葉もあります。読む人によって響き方の異なる中国古典は、すぐに役立つと宣伝されるハウツー本などより、実はずっと即効性があり役立つと言うべきです。ビジネスの上でも、個人生活の上でも、判断や行動の物差しとなるものだからです
★ 彼女にフラれて自殺まで考える若者もいますが、そんなときも「自分に合わない相手だったから天が引き離してくれたんだ。もっと素晴らしい人を与えてくれるに違いない」と思えばいいのです
★ 独身だったので借金でもしないと、給料はみな飲み代に消えるだけ。ローン返済は自分にとっての強制貯金だとも考えました
★ 徳を高めることが仕事を成功に導く
★ 株式市場には先行性があります。経済の回復を見越して早めに動きます。いち早い決断のためには、そのことも忘れてはなりません
★ われわれは物事を考えるとき、歴史に学ばなければなりません。先哲たちの教えをもう一度振り返らないと、人間として生まれてきた意味がない。知は、積み重なって残っていくものです。先哲たちが残してきた知をもう一度振り返り、それをさらに発展させてこそ、人類の進歩はあるのです
★ 人間の背骨をつくるものは人間学しかありません。今こそ日本の教育体制を抜本的に改革する必要があるというように、私は考えています
★ もし本気で自分の天職を見つけたいという気持があるのなら、まずは与えられた仕事を素直に受け入れることです。そして、熱意と強い意志を持って、一心不乱にそれを続けていく覚悟が必要だと思います
★ 成功する起業家は、みんな ”志” を持っている。“志” は、”野心” とは違う。野心は自分自身のためだけで、志というのは世のため人のためなんです。志をきちんと持って、人間的魅力がある人なら、能力的に優秀な人でなくても起業家として成功できます。なぜなら有能な人材が、その志に共感して自然と集まってくるからです。だから起業家に一番大事なのは、純粋な志を持っているかどうかということです
★ 自分を高めるための時間を惜しみ、努力を厭っているようでは、結局、この世に何も残せはしません
★ 公のために自分ができることを生涯通じてやり抜いてあとに続く人々への遺産にする。これが志というものです
★ 世俗的な成功のために会社を起こしたのか、それとも世のため人のために会社を起こしたのか。この違いは大きい
★ 正しいことをやらなければ、物事は決して成功しない
★ 利益は、正しい行いの結果でなくてはならない
★ 仕事を自分自身の金儲けのためや生活の糧を得るたものものだと考えると、人生はつまらないものになります。世のため人のためになることをするからこそ、そこに生きがいが生まれてくるのです
★ 仕事という字を見てください。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。では誰に仕えるのかと言えば、天につかえるのです
★ 人間は、仕事の中で成長する
★ うまくいかなくて当たり前だと思えばこそ知恵も出ます。A案が駄目ならB案、C案でと用意する。A案だけ考えて、うまくいくはずだと思うから、駄目だったときに打ちひしがれてしまうのです
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