油井亀美也 名人・名言集
油井亀美也(ゆい きみや)
生誕:1970年1月30日
出身:長野県
JAXA宇宙飛行士、元航空自衛官
子供のころから化石探しや理科の実験を楽しみながら、身近な自然科学を学び親しんだ。その中でも特に天文学に興味があり、宇宙飛行士は当時からの憧れであったという。宇宙飛行士になりたいと本気で考えるようになったのは、航空自衛隊に入隊してパイロットになるための訓練を受けていたころで、同じように厳しい訓練に耐え抜いたテストパイロットが、宇宙飛行士を目指すアメリカ映画『ライトスタッフ』を見たのがきっかけとされている。
2014年4月12日、アメリカでアマチュア無線技士の試験を受け合格したとツイッター上で公表。同月23日、FCCは油井にアマチュア局「KG5BPH」のコールサインを発給した。
ISSに滞在中、専用装置で人工栽培されていたレタスを試食している。宇宙飛行士がISSで栽培された野菜を食べるのは初となった[24]。川上村のレタス農家で育った油井からは感激の言葉が漏れた。既婚者であり、3人の子供がいる。地上の家族との初交信では宇宙での感想だけでなく、家族への思いやりや優しさも込められていた。
油井が参加した2015年の第44次/第45次長期滞在ミッションのロゴは、名前の亀美也から連想される「亀」をモチーフにしたデザインとなった。JAXAによると、「亀」はこつこつと努力を重ねてきた油井の性格も表しているという。
どれだけたくさんの人が(宇宙の可能性を)信じるかが宇宙開発のキーになるのかな
★ 「こんな事できっこないよ」って思う人間の心が一番の障害になってる
★ 想像力次第で宇宙の開発って無限大
★ (宇宙では)足がちょっと不自由であったとしても、多分自由にかなり動ける
★ 私がリクエストしたいのは、それぞれの道を究めた人が専門家の立場で、才能を生かす場所が宇宙になって欲しい
★ これから宇宙に行く事がもっともっと簡単になって行く
★ 人間もそうですけど、苦労した方が味がある
★ クルーの中だけが仲良くても宇宙開発って進まなくて、地上の管制官も含めてチームですから
★ コミュニケーションがやっぱり非常に大事
★ 任された仕事はしっかりやる
★ 宇宙での生活っていうのは仲良しクラブじゃないので、大きなミスをすると命にも関わってしまう
★ (宇宙飛行士としての)プロ意識も大事かな
★ 子どもの頃から、その姿を、ずっと想像してきたのですが、その想像をずっと、はるかに超えて‥‥、地球は、美しかったんです
★ (他の宇宙飛行士とうまくやっていく秘訣は?)チームワークの大切さっていうのは、両親の仕事の手伝いする中で、自分の役割を果たさないと両親にも迷惑がかかるし、農協にも、或いは村全体の評判にも関わるみたいな、そういう事を教え込まれて
★ (自身の経験から)宇宙飛行士になるとも思ってなかった人が宇宙飛行士になれるんだっていう所を伝えたい
★ ホントにおっとりした亀みたいな人間だった
★ 地球を見た時は、もしかしたら神様っているのかなって思いました。それほど神がかってキレイな地球があった
★ 人間の脳っていうのは無重力に行って全ての才能が開花するんじゃないか
★ 宇宙に行って、地上とはまったく違った環境で生活すると人間の可能性、人間の本質‥‥とか、人間についての発見がたくさんあります
★ 国を守るという、重要な使命を負った自分の仕事に、とても誇りを持っているし、このまま自衛官であり続けたかったとも思うくらい
★ 仲間に作業を手伝ってもらった時などは、お礼の気持ちで日本の宇宙食をあげるよですとか、ちょっとした物々交換の世界のようになっていた
★ 悪い言葉一つでモラルが失われることだってあります
★ 30歳を過ぎると、1年、1年が、すごいスピードで過ぎていくように感じる
★ リーダーシップは思いやり
★ (航空自衛隊時代の仕事)戦闘訓練を行ったり、他国の航空機が違法に日本の領空に入らないようにしたりするのが主な仕事だったね
★ 文化も宗教も得意分野もそれぞれに違いますから、宇宙では最終的には「お互いを敬う」ことが、とっても大事なこと
★ 万が一にも閉鎖環境の中でケンカしてしまったり、たった一人でもチームワークを乱すような人がいると、深刻な影響を及ぼしてしまいます
★ 私は国際宇宙ステーション計画が大好きです。その理由は、この計画が競争ではなく、国際的な協力の下に平和的に行われているからです
★ 何かあるかもしれないと常に心構えをしておくことが大事で、こういう事態が発生したら、手順書のここを見ればよいとい、というのを毎日確認し、心に留めて仕事に入るのと、それをせずに過ごしてしまうのでは全然違う
★ (宇宙に行った事で)プカプカ浮く感覚の素晴らしさとか、上下左右がない事の素晴らしさとか
★ (無重力では)背骨の軟骨が少し伸びて、身長が少し伸びる
★ (無重力の感覚は)最初は血が頭にのぼってしまって逆立ちしてるみたいで、すごく不快感がある
★ やっぱり芸術家の方々に見ていただいて、この景色(宇宙)を、これをうまく地上の方々に伝えてもらえないかなって思ったんですよね
★ この景色(宇宙)を見る為に、これまで頑張ってきたんだなみたいな
★ (宇宙の絶景を見て)最初に見た時に、これが現実とは思えなかった。最も現実感のない、非現実な現実だった
★ 重力の呪縛から解き放たれたみたいな感覚
★ 暗黒の宇宙と青い地球を隔てている大気の層が本当に薄くて、地上にいる時は正直、空気なんていくらでもあるんだから、多少人間が汚しても大した事ないって思ってましたけど、宇宙に行ってみた時に、これは大変な事だと、空気ってこれしかないんだから、もっと大切にしないと地球って壊れちゃうんじゃないかなぁと思いました
★ (宇宙飛行士の選抜試験の際)やはり誰かに評価されているわけですが、競争相手は科学の研究者だったり、医師だったり、一流の人たちばかりだったので自分をつくってもダメだと思ってました
★ 宇宙飛行士への道は、やはり簡単でなくて、宇宙飛行士になりたいと思ってから、実際、宇宙に行くまでには、だいたい「35年くらい」かかってます
★ やっぱり宇宙は厳しいところです
★ 私が宇宙飛行士になることができたのは、妻のおかげ
★ 仕事をする上で最も危険な人は、ミスを犯す人ではなく、ミスに気付かなかったり、ミスを公に出来なかったりする人なのです
★ 人間は必ずミスをするというのは、100%正しい言葉と言って良いでしょう。
★ 宇宙という環境は、皆さんが想像する以上に過酷な環境で、空気もなく、放射線量も多いですから、人が住める環境ではありません
★ 宇宙飛行士が感じる空気の美味しさ(あるいは不味さ)は、二酸化炭素の量なのです
★ 厳しい環境で仕事をする必要がある場合ほど、安全を保ちつつ仕事を成功させるために長く厳しい訓練が必要な気がします
★ 私の前職は自衛官だったのですが自衛官として最初に任務に就くまでの訓練期間は、非常に長いものでした
★ 宇宙空間は無重力かつ真空ですから、慣性の法則の通り、動き出したものは止まらずに動き続けます
★ 苦手だけど、どうしてもやらなきゃいけないことって好きになっちゃうしかない
★ 宇宙での仕事は(自衛隊時代の)パイロットの仕事と非常に似ていると思います
★ 長く日本を離れると日本の良さに気付くのです
★
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