西郷隆盛 名人・名言集
西郷隆盛(さいごう たかもり)
生誕:文政10年12月7日(1828年1月23日)
出身:薩摩国鹿児島城下加治屋町(現・鹿児島県鹿児島市)
薩摩藩士、軍人、政治家
死去:明治10年(1877年)9月24日
彼ら貧民の子弟こそ、真の国家の柱石である
★ われ外出するとき、路上多くの貧人に逢うが、彼らはみなあくせくして政府に税金を納めている。われは却って為すことなく安泰に生活している。これ実に痛心の至りである
★ わが家族が為すこともなく生活していられるのは、これを誰の恩と思うか。みな人民の課税から出た資のおかげである。これを思うからこそ、外出して人の顔を見るたびに自分は心苦しく思っている
★ われらの子供で誰がもっとも愚かであるか
★ 児孫のために美田を買わず
★ 官軍もなかなか上手に鉄砲を撃つようになったのう。これで安心でごわず
★ 己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。我を愛する心を以って人を愛せ。自己を許すが如く人を許せ。人を責めるが如く自己を責めよ
★ 世のすべての人から貶されても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな
★ 志を貫くためには、玉となって砕けることを本懐とすべきであって、志を曲げて瓦となってまで、生きながらえるのは恥とする
★ 始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
★ 断じて行えば鬼神もこれを避ける
★ このへんでよか
★ 敬天愛人(天を敬い、人を愛する)
★ 徳に勤むる者は、これを求めずして、財自(おのず)から生ず
★ (税制は)上を損じて下を虐(しい)たげぬもの也
★ 万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し
★ 正論では革命をおこせない。革命をおこすものは僻論(へきろん)である
★ 事に当たり、思慮の乏しきを憂うることなかれ
★ 天の道を行う者は、天下こぞってそしっても屈しない。その名を天下こぞって褒めても驕(おご)らない
★ 思い切ってやりなさい。責任は私がとる
★ 功立ち名顕るるにしたがい、いつしか自らを愛する心起こり、恐懼戒慎の意、緩み、驕矜の気、しばらく長じ、その成し得たる事業をたのみ、いやしくも我が事をし遂げんとまずき仕事に陥り、終に敗るるものにて、みな自ら招くなり。ゆえに己に勝ちて、見ず聞かざるところに戒慎するものなり
★ 道は天地自然の未知なる故、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修する克己をもって終始せよ。己に勝つ極功は「意なし、必なし、固なし、我なし」と云えり
★ およそ思慮は平生、黙座静思の際においてすべし
★ 功のあった人には禄を与えて、能力のある人には位を与えよ
★ 心慮りて白と思えば決然として行う。しばらくも猶予すべからず。心慮りて黒と思えば断然これを行わないことである
★ 道は決して多端なものでない。誠に簡単なものである。ただ白と黒の区別があるだけである
★ 過去の過ちを悔しく思い、あれこれと取り繕おうと心配するのは、たとえば茶碗を割ってそのかけらを集めてみるのと同様何の役にも立たぬことである
★ 過ちを改めるにあたっては、自分から誤ったとさえ思いついたら、それで良い。そのことをさっぱり思いすてて、すぐ一歩前進することだ
★ 命も要らず名も要らず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり
★ 事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
★ 大事に望みては、機会は是非、引き起こさざるべからず
★ 世上の毀誉軽きこと塵に似たり
★ 天は人も我も同一に愛し給ふゆえ 我を愛する心をもって人を愛するなり
★ 幾度か辛酸を経て、志、初めて堅し。丈夫は、玉砕に及んで、瓦全を愧じる
★ 我が家の遺法、人知るや否や、児孫のために美田を買はず
★ 小人は、己を利することを欲し、君子は、民を利することを欲する
★ 命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
★ 人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる
★ 己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
★ 急速は事を破り、寧耐は事を成す
★ 人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
★ みだりに外国の盛大を羨んで、利害損得を論じ、家屋の構造から玩具にいたるまで、いちいち外国の真似をして、贅沢の風潮を生じさせ、財産を浪費すれば、国力は疲弊してしまう。それのみならず、人の心も軽薄に流れ、結局は日本そのものが滅んでしまうだろう
★ 電信を設け、鉄道を敷き、蒸気仕掛けの機械を造る。こういうことは、たしかに耳目を驚かせる。しかし、なぜ電信や鉄道がなくてはならないのか、といった必要の根本を見極めておかなければ、いたずらに開発のための開発に追い込まわされることになる
★ 人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである。だがそこには人間としての「道」がなければならない
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