瀬戸内寂聴(夫婦) 名人・名言集
瀬戸内寂聴(夫婦)。瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
生年月日:1922年5月15日
出身:徳島県
小説家、天台宗の尼僧
作家としての代表作は、『夏の終り』『花に問え』『場所』など多数
死去:2021年11月9日
僧位は権大僧正 1997年文化功労者、2006年文化勲章
。天台寺名誉住職、徳島市名誉市民、京都市名誉市民、二戸市名誉市民。
本格的に作家デビュー
1956年、処女作「痛い靴」を『文学者』に発表、1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞。その受賞第1作『花芯』で、ポルノ小説であるとの批判にさらされ、批評家より「子宮作家」とレッテルを貼られる。
その後数年間は文芸雑誌からの執筆依頼がなくなり、『講談倶楽部』『婦人公論』その他の大衆雑誌、週刊誌等で作品を発表。
1959年から同人誌『無名誌』に『田村俊子』の連載を開始。並行して『東京新聞』に初の長編小説『女の海』を連載。この時期の小田仁二郎や元夫の教え子との不倫(三角関係)の恋愛体験を描いた『夏の終り』で1963年の女流文学賞を受賞し、作家としての地位を確立する。
1966年、井上光晴と高松へ講演旅行、恋愛関係になる。1973年、井上との関係を絶つために出家。
以後数多くの恋愛小説、伝記小説を書き人気作家となるが、30年間、純文学の賞、大衆文学の賞ともに受賞はなかった。
瀬戸内寂聴の名言集
夫婦円満の名言集(一言)
自分のことは自分が一番よく知っていると思い込んでいる
★ 言いたいことを言いなさい
★ 悲しみを知らない人は、人の悲しみがわからない
★ 真実の愛は地味なもの
★ 素直になると楽ですよ
★ 何よりもまず夫を信じる能力を持つことが、家庭的には絶対である
★ 今生でめぐり逢い、親しむことは当たり前ではなく、前世からの深い絆に結ばれていた結果
★ 他人のアラはよく見え、自分のことがまるで見えないのが私たち凡人である
★ 互いの中から、真の男らしさ女らしさを引き出せるのが、男であり女であるのではないかしら
★ 家庭とは他人は口にしない批判や忠告も出せる場でなければなりません
★ ここまでは大丈夫という安心と自信が妻にはある
★ 結婚ということを大切な人間の事業と考えるほど、結婚の基礎となる「愛」に不安と不信を覚えるのが本当の姿ではないだろうか
★ あなたが強いから、耐えられるから、与えられた試練
★ 女の幸福は一人でも多くの人間が自分を理解してくれたと思うこと
★ 優しい家庭的な夫や妻は、1時間でも早く我が家に帰り着いて、家族の中に身をくつろがせることを無上の喜びと楽しみに感じる
★ 夫婦は他人には計り知れない不思議な情愛で結ばれています
★ 自分の幸せだけを考えない。自分の利益だけを考えるような生き方はしない
★ 出逢った人間は必ず別れなければなりません。
★
★死なない人間がいないように、別れのない人間同士の関係もありえないのです
★ 騙される能力が残されているということは、何かの恩寵ではないでしょうか
★ 怨むより許すほうがずっと楽
★ もしあの人と結婚しなければ、いくらあとでそう思っても、仕方がありません。
★
★運命というのは、そういうことです
★ 離婚に踏み切るには相当な勇気のいることである。
★
★結婚に踏み切る勇気は、恋の情熱というものが支えてくれるし、未来の幸福への幻想が助けになってくれる
★ 別れはすぐ一分後にあると考えるべきです。
★
★一瞬一瞬に心をこめて、真剣に悔いのないよう生きていくしかないのです
★ 今の夫と恋に落ちたときの情熱を思い出してみて下さい。
★
★あの恋がこうも色あせ、魅力を失うときが来るなど、あのとき予想したでしょうか
★ 賢明な妻たちは、決して身を誤って新聞や週刊誌の実話に取り上げられたりするようなヘマはやらない
★ 妻は優しくされることを望んでいるだけではない、優しい心で理解されることを望んでいる
★ 愛を捕らえたと思うと、謙虚さを忘れてしまいます。
★
★この愛を得たのは当然の運命だったかのように思い上がり愛を独占しようとします。
★
★苦しみは、その日からはじまるのです
★ 憎いと思うのも可愛いと思うのも自分の心の勝手な思い込み
★ 気づかない、些細な不満や違和感に、ある日突然、火がついて溜まったガスが爆破する
★ 夫婦の間、あるいは家庭というものは、夫と妻が、相当本気で全力投球で守ったり築いたりしなければ、持ちこたえられないもの
★ 愛する者との死に真向きになったとき、人ははじめてその人への愛の深さに気づきます
★ そこに居るだけで、役立ち、慰め、力づけ、幸せにしているのです
★ 妻に優しい夫たちは、本質的に妻を理解しようとしてはおらず、自分の流儀で自分本位に妻を愛しているような気がする
★ 自分以外に心にかかる人がいるということ、それが生きる喜び
★ 男に頼り、男に養われるしか能力もなかったし、そういう立場しか許さなかった女が、自分自身の足で立ち、自分の手で自分の生活の糧を作るようになったことは誇っていいと思う
★ 肉親よりも、夫婦よりも、空気や太陽よりも、人は自分の時と永遠に付き合わなければならない
★ 結婚したくてもいい相手にめぐり逢えない人もいれば、結婚相手がすぐに亡くなった人もいる
★ 夫以外に男の肉体を知らない妻ほど、初めて触れる夫以外の男の肉体に好奇心をそそられる
★ 妻が恋をする時は、哲学的理由や情緒的理由がいくらでも、でっち上げられる
★ 数え切れない人の中から選ばれた夫であり、妻であり、恋人です。一瞬一瞬を大切に
★ 自分のことばかり考えて、他人の気持ちを想像し、思いやる心が足りない
★ 結婚して妻になった時から、女は一つの型に嵌め込まれる。
★
★その夫によって決められた型に入り込みながら、心のどこかで自分への夢を捨て切っていない
★ 妻の座を失った後の哀しみは私がよく知っています。その自由は決して喜びではなく、不満と孤独でしかありません
★ 大抵、妻は夫より劣る地位や身分や才能の男に誘惑されてしまう
★ 結婚に限らず、仕事の上にも、その他のどんな生き方の上にも、倦怠期はくり返し訪れるものでしょう
★ 愛に見返りはないんです。初めからないと思ってかからないと駄目です。本当の愛に打算はありません
★ 夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはず
★ 生活能力のある男は献身的な女の深情を、はじめは都合よく感じても、次第に鼻についてきて、うるさくなるものだ
★ 妻が恋をする時は自覚しているいないに関わらず、生活の単調さに飽き飽きしている時だ
★ 自分が愛されないと人は苦しみ、自分が裏切られると人は怨みます。これは、我に固執することから起こる苦しみ
★ 妻がある上に愛人を持とうとするような男は、およそ自制心の少ない男の標本と考えていい
★ 家族揃って幸せなのは当たり前ではありません。
★
★「有難う」はあることが少ないという意味です。有難いと思う気持ちを忘れてはいけません
★ 尽くす相手がいるという幸せを忘れてはいけません
★ 虚栄心こそ家庭的な女の最大の武器だと思う
★ 妻が恋をするのは、夫という鏡が曇ってきて、自分の姿がぼんやりしか映らない時である
★ 自分の心の底すら何が潜んでいるのか分らないのに、まして他者の心の底など理解することが出来るでしょうか
★ 怒りや悲しみを抱えている人は、信頼できる人にその胸の詰まりをすべて吐き出しましょう
★ もし夫が浮気して出て行っても、最後には奥さんの元に帰るもの
★ 殺したいほどの憎しみは、愛の裏返しです
★ 喧嘩はしない方が得です。喧嘩をして勝ったとその時思っても、本当に勝ったとは言えません
★
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