浅田次郎 名人・名言集

浅田次郎(あさだ じろう)
生誕:1951年12月13日
出身:東京都
小説家、日本ペンクラブ元会長 血液型はA型。
2011年から2017年に日本ペンクラブ会長。2013年には、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞選考委員、2022年現在、直木賞選考委員。
『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞
『鉄道員』で直木賞を受賞
当初の作品傾向から悪漢(ピカレスク)小説を中心とした作家としての認知が先行したが、『きんぴか』刊行から間もなく、徳間書店の編集者から依頼を受け、1992年、“将来この路線に埋もれることのないよう”に、“かけがえのない習作”として『プリズンホテル』を執筆。1995年に『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞した際に初めて新聞に著作の広告が載り、「売れない小説家」という家族の見方を覆した。その後は、清朝末期の宮廷を舞台に宦官を主人公とした大作『蒼穹の昴』が1996年に第115回直木三十五賞(直木賞)の候補作となり、受賞は確実視されていたが欠点を指摘する選考委員も少なくなく落選、当時『週刊現代』で連載していたエッセイ「勇気凛凛ルリの色」で落選を「敗北」と表現し、悲嘆にくれる文章を発表した。落選し憔悴しきり、「もう書けない」と泣く浅田を女性編集者が叱咤激励し、書き上がった作品が「角筈にて」(『鉄道員』に収録)であった。翌1997年、『鉄道員』にて第117回直木賞を受賞した際には、同じく『週刊現代』のエッセイで受賞の喜びを「栄光」と表現し、4週に渡ってその喜びを、家族や編集者への感謝の気持ち、受賞の連絡の瞬間、受賞後のパニックなど、様々な角度から伝えた。直木賞受賞後は講演などの仕事も増え、非常に多忙になったが、自衛隊で培った自慢の体力で過酷なスケジュールをこなしている。
1995年 - 『地下鉄に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞
1997年 - 『鉄道員』で第117回直木三十五賞、第16回日本冒険小説協会大賞(特別賞)
2000年 - 『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、ベストドレッサー賞
2006年 - 『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞
2008年 - 『中原の虹』で第42回吉川英治文学賞
2010年 - 『終わらざる夏』で毎日出版文化賞
2013年 - 『一路』で第3回本屋が選ぶ時代小説大賞
2015年 - 紫綬褒章
2016年 - 『帰郷』で第43回大佛次郎賞
2019年 - 第67回菊池寛賞
2020年 - 第9回日本歴史時代作家協会賞(功労賞)
ゆったりとした休暇を楽しむ事は幸福の確認
★ 人生に勝ち負けなんてありません
★ 「小さな幸せ」を確認して生きてきた
★ 自分にできることを着実にこなして、小さな幸せを蓄積していく事によってこそ、人間は成長できる
★ 日本語の基本、いい文章を書く心構えは、いかに最少の文章で最大の世界を言い表すかっていうこと
★ 才能を信じなければ本当の努力はできない。でも、才能を過信してしまったら努力はできない
★ 苦労を積み重ねるのではなく、日々の幸福を積み重ねることこそが、真の人生経験なのである
★ 自分の書いた小説は全部自分の子どもみたいなものですから、どの子がかわいいかということも答えられません
★ 表現するには教養が基盤にないとダメ
★ (書くことが)嫌いでやっている人は原稿を見ればわかりますよ
★ 僕は自分で小説を書くに当たって、わかりやすい読みやすいというのを一番の目標にしている
★ 自分の力で得られる小さな幸せを積み重ねていかなければ、物質的な意味でも精神的な意味でも幸福のレベルを上げていく事はできない
★ 人生は血まみれ、泥まみれ、汗まみれなんです。そうやって生きていくのが人生であって傷つくことは当たり前
★ 死生観は絶えず変わっていくもの
★ 傷つくことを恐れないこと
★ 人間が人間らしく生きることを考えた時に、一番必要なものはやっぱりキレイなもの
★ 今やっていることの結果が、明日出ることはない。細かい努力の積み重ね
★ 最初から「俺は不幸だ」と思い込んでいたら「俺はジャンケンが弱い」と思い込んでるのと同じように、ここという所で力を出せないんじゃないかな
★ 私は幸福な人間である。今にしてそう思うのではなく、いつでもそう信じて生きてきた
★ 人間はみんな欲深ですから、足りないものを追い求めるとキリがない
★ 幸福とは「さしあたっての苦労がないこと」
★ 「俺は不幸だ」とばかり言っていると、いつまで経っても夢は叶わない
★ 幸せっていうのは、今の自分の力でできる事をやり遂げた時に感じるのであって、自分には到底無理な事を追い求めようとするから、不幸だと感じる人が多いんじゃないか
★ 幸福に関するキーワードは「知足」、すなわち「足るを知る」ということ
★ 計画を立てるときは、何より最悪の場合を考えて立てる必要がある
★ 仕事をどう選ぶべきかと問われたら、やはり好きなことをしたほうがいいと答えますね。向き不向きなんて考えないほうがいい
★ 人は情熱だけで存外生きてゆける
★ どんなに有能な人間が一生かけても、一つの学問を修めるという事はできません
★ 我々が今、最も恐れねばならないのは、小説がその本来の特性を放棄して、映像におもねることではあるまいか
★ 人間を無限の夢へといざなう小説こそが、いつの世にも、文化の旗手でなければならない
★ 知的進化を遂げた人間社会は精密かつナーバスで、我々は職場においても家庭においても、他のいかような局面においても、常に緊張を強いられている
★ 人間は不幸に見舞われた際「これと同じくらいの幸福が必ず来る」と信じていなければ、たちまちに圧し潰されてしまう
★ 世の中は先人たちが作った素晴らしいものに満ちています
★ 人の心は宇宙と同じ無限の時空を持っている。そしてあらゆる芸術表現は、人の心と人を巡る天然の人為的再生に違いない
★ 文学とは言葉による不変の美の追求
★ 簡単な事を難しく書くのは、いともたやすい。難しい事をいかに簡単に書くかということこそ難しい
★ 一つの動きを表現する為には、一つの動詞しかなく、一つの形容をなす為には一つの形容詞しかないと言い切るフローベルの訓えは至言である
★ 神々の造り給うた、人間の営みを含む天然のありようを、人間の力で再現しようとする試みが芸術
★ 知能の発達によって人は運命を嘆くようになった
★ 豊かさが教養を保証するわけではない
★ 本当に苦労した人は、頭で忘れても体が覚えている
★ 自分にはそもそも、後世に残るような作品を生み出す資質が与えられていない。
★
★この大前提を踏まえたうえで、「では、自分の作品をどのようにつくっていけばいいのか」
★
★これが生涯にわたっての僕のテーマだと考えています
★ 好きだからこそ、楽しいからこそ、長くやっていける
★ 苦労は美しいものを見失わせます
★ 私のように、仕事と道楽が一致する場合には、仕事を取り上げられたら困るが、そうでないなら、やはり道楽をするべきだ
★ 誰にだって口に出せない苦労はあるし、人に愚痴れる苦労なんて、たかが知れています
★ 僕がいまだに原稿用紙に手書きで執筆しているのは、わかりやすく書くことを忘れないための戒め
★ 人間はたくさん遊ぶべきだ
★ 僕はいちばん好きなことを好きなようにやってきた
★ 面白さや美しさは頭で考えるものではなくて、心に響いてくるもの
★ 本というのは買った時が読みたい時
★ (アイデアについて)天から降ってくるようなものですから。だから、それを受け止められるテンションに、自分を保っておくことが大切
★ 小説家としては39歳、40歳になっても泣かず飛ばずでした。新人賞にいくつ応募したって、箸にも棒にもかからない
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