栗城史多 名人・名言集
栗城史多(くりき のぶかず)
生年月日:1982年6月9日
出身:北海道瀬棚郡今金町
登山家
死去:2018年5月21日
何かに挑戦すると、それを誰か見ている。それで、そこから派生していろいろな人と繋がることもできる
★ どんな山でもどんなチャレンジでも、そこには絶対に学びや成長があるから
★ 登山の技術には独学で勉強できないことも多い。やはり先輩方とともに登ることで、生きた技術が培われていくという面はあるのだと思う
★ 「変態の人は自分が変態であることを分かっていない」というのはよく言われることだし(笑)
★ 変な言い方になるけれど、馬鹿になることも大切だと思う
★ 少ない酸素と燃料でできるだけ動くことのできる、車で言えばエコカーのような体と筋肉にする必要がある
★ 僕は頂上に着くとよく泣く。嬉しいからではない。それだけ苦しかったから泣くことができるということだ。苦しみと喜びは振り子のようになっている。「こんなに苦しいから最悪なんだ」ではない。それほど苦しいということは、そのぶん、喜びがその先に待っているということだ。だから苦しいまま終わらせてしまうのはもったいないと思う
★ 過去を振り返ってみると、僕は何か目標や夢を持っても、「自分にはきっとここまでしかできないだろう」と考え、いろいろな壁を感じていたと思う
★ けれども何かに挑戦して、それで感動して泣いたことはそれまで一度もなかったし、子供の頃はそういう涙を理解もできなかった
★ 僕は当時付き合っていた女性にふられたとき、「2年間付き合っていたけどあまり好きじゃなかった」と言われたことがある(笑)
★ 結局、人は自分自身で限界をつくってしまっているのだと思う
★ 自分の体に素直になることは大切だと思う
★ 人間は技術が向上するに従って単純作業等を簡単に済ませてしまおうとするけれど、その積み重ねが事故に繋がることはある
★ 僕がそうした経験から学んだことは、やはりコントロールできるということが重要という点だ。そこが効かなくなり、「頑張れば絶対に登頂できる」といった心理で次々挑戦してしまうのはすごく危険
★ そのときは奇跡的に身体がクレパスにスポっと収まって親指骨折だけで済んだ
★ 苦しさ等でどんどん追い込まれて楽しめなくなってくると心の余裕もなくなり、それで良い判断ができなくなるということはいつも感じる。
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★どんなチャレンジをするときも、どこかで心の余裕を持つ必要があると思う。
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★肉体と心はすべて繋がっているから、心が満タンになってしまうとパフォーマンスも上がらない。
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★なにかこう、笑うことができるような、あるいは気持ち的に切り替えることができるような精神状態でいるということは本当に大切だと思う
★ 「山頂に向かって頑張るぞ」という気持ちも大事だけれど、執着してしまったばかりに下山できなくなる等、いろいろなことが起きる
★ 頂上近くまで登ると、どうしても「行きたい」という気持ちになる
★ まあ、1本なら大丈夫かな
★ 2009年からは現地からの生中継登山ということを始めた。「冒険の共有」と僕は言っている。自分だけがそういう世界へ行って、それで何かを得て帰って来るだけでなく、「その過程や学びを多くの人と共有しよう」と。それでいろいろな方々に応援をいただいている
★ そういう世界で僕は何をやってきたかというと、世界中で高所登山に挑戦してきた
★ 8000mという高所の世界では酸素は1/3になるから体にかかる負荷もすごいけれど、一番怖いのは気圧だと僕は思う
★ 頂上自体は狭いのに、そこへ皆が一斉に登ってくる
★ 今は頂上近くに2時間待ちの渋滞ができているという
★ 今は多くの人が来ることでエベレストが飽和状態になってしまっていることも問題になっている
★ それが僕の目の前で止まったこともあるけれど、すごい爆風で、あれに巻き込まれると大変だ
★ 家一軒ほどもあるような氷河の塊が上から転がってくる
★ エベレストの雪崩は巨大で、しかも日本で見るような雪の塊と違う
★ 山で大切なのは欲ではなく、自然にその一歩が前に出るかどうかだ
★ 本当は誰もが、どこでも行きたいところに行ける。やりたいことは、なんだってできる。そういうものなんだってことを、一人の男が泣いたり笑ったりする姿を通して、感じ取ってもらいたい
★ 山は厳しいが、僕の一歩踏み出す勇気が、たくさんの人の一歩になればと思う
★ 苦しみや不安は、本当に自分をダメにするものなのだろうか。苦しければ苦しいほど、喜びは大きく、苦しければ苦しいほど生きている実感がある
★ 「ありがとう」その言葉で一歩、前に進める
★ ありがとう。すべてのことに感謝する。いいことにも、悪いことにも
★ 踏み出した瞬間は、とても孤独かもしれない。だが「その一歩」があるからこそ、本当の自分と出会うことができる
★ 「不可能」自分自身が作っていた幻想だと気がついた
★ 一歩を踏み出す勇気は、「今、やりたい」という自分の気持ちを信じることから生まれる
★ 生と死の狭間で「生きる」僕の姿を、同世代の若い人たちにリアルなメッセージとして伝えたいのだ
★ そして僕は、決してあきらめない
★ さあ、終わりなき頂上へ
★ 登山家だけでなく、大きな見えない山に登っている人は大勢いる。だが何をめざしていようともここが限界、ここが最終地点と決めつけた瞬間に、すべてが終わるだろう。終わりは始まりだ。もっと大きな山に向かおう。道のない道を歩き続けることで、未来は切りひらかれていく
★ 成功や失敗ではなく、この壁を超えてみたい
★ 夢を追い、夢破れ、そしてまた夢を追う。毎日が挑戦。毎日が冒険だ
★ 山は厳しいが、僕の一歩踏み出す勇気が、たくさんの人の一歩になればと思う
★ 夢はひとりの夢ではなく、多くの人と共有できた時にとてつもない力を発揮する
★ 登頂の喜びは一瞬だ。下山、失敗、敗北のつらさの方がよっぽど長く続いていく。でも山に負けたとき、自分とどう向き合うのか?そこからの成長にこそ、山登りの本質があるような気がする
★ 人生は目的地に向かって進むより、目的地を見つける方が難しいかもしれない
★ 与えてもらうのではなく、与え続けられる人間になろう
★ 「何かやりたいけど、何をしたらいいのかわからない」そのためにはまず、ほんの少しの行動だ。ちょっと動いてみるだけで、未来も、自分自身も変わる
★ 生きるということは決して当たり前なことではなくとても大変なことだ。だからこそ生きていることの素晴らしさを伝え合い、当たり前のことに感謝したい
★ 大切なのは、登っても、登れなくても、感謝すること
★ 止まるから、緊張する。緊張したら、前に踏み出せ。考えている暇はない
★ 目標や夢を持てば、必ずリスクがついてくるし、リスクこそが、自分に人生の楽しさを教えてくれるのだから
★ 僕は大きなことよりも、小さなことでも喜べる人間になりたい。人は満たされないことを知ることによって、逆に心が満たされていく
★ 山が大きければ大きいほど、自分に小ささを感じてしまうが、同時にそれに合わせて大きくなろうとする自分もいる
★ 失敗も成功もない。チャレンジし、そしてそれを支えあう仲間がいる。下山するたびにそう思う。それだけで幸せだ
★ 結果だけの成功に価値はない。仲間とともに作ってきた過程にこそ価値がある
★ 夢を叶えるためには、自分のやりたいことを言葉にして伝え、語り続けること。そしてあきらめないこと
★ 山で大切なのは欲ではなく、自然にその一歩が前に出るかどうかだ
★ こんなに美しい山が目の前に見える。本能的に登りたいという自分と危険だからやめておこうとする自分がいる。興奮と不安で心臓が高鳴る
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