秋山正子(訪問看護師) 名人・名言集

秋山正子(あきやま まさこ)
生誕:1950年
出身:秋田県
訪問看護師
2009年、 社会貢献支援財団「平成21年度 社会貢献者」
市谷のマザーテレサとも言われている
相談することにより、気持ちが緩んでくると大分違います
★ 聞く看護が大事
★ 人はそれぞれすごい人生を持っている。その人生の最期を共にすると、豊かなものをいただく気がします。命に寄り添いながら人生の最期に関わらせていただくのは、とても幸せなこと。そうやって訪問看護の後輩たちが育っていることもうれしい
★ 今の医療現場の中で医師が全ての不安に答えるのは難しく、チームが補完しながら、患者を支えることが必要でしょう。相談支援を受けるにはどこに行けばいいのか、せめて案内があるといいのですが、残念ながらそれもない。結局患者さんは右往左往しながら、言い足りないことを抱えているのが実情です
★ 日本のあちこちにマギーズが増えていくよう、今後は努めていきたい
★ がんの医療がスピードアップする中、患者の皆さんらが立ち止まって考える必要があるのではないか
★ 患者さんを50歳代のがん患者というような情報だけで一括りにして見るのではなく、もっと個別の物語を持った一人の人間として接して欲しいと感じます
★ 在宅療養についての社会の理解をもっと広げていくためには、病院の医師や看護師だけでなく家に帰りたいと言える市民側の力も育てていかなければなりません
★ 亡くなることが目標なのではなく、最期の時まで生き切ること。日々の実践の中で在宅ケアがもたらす不思議な力をいつも実感しています
★ 訪問看護は、がん患者のみならず、重度化して最期だけを任されるケースが多く、もっと早い段階からつながっていれば、もう少しゆったりした時間を過ごしていただけるのではないかという思いが強くありました
★ 通所型が良いのか訪問型が良いのかは、地域によって大きく異なる。また医療的な処置が必要な人への支援をどうするかも大きな課題
★ 目の前にいる患者さんがどうなりたいと望んでいるのか、どうなればいいのかを考えるべき
★ (訪問看護には何が大事?)観察力を高めることは重要です
★ 生まれてから死ぬまで、1日1日の延長線上に最期があるはず。ちょっとした季節の気配、家族との何気ないやりとり、食事の楽しみ─。最期にあっても、そんなささやかな生きる喜びを支え、一度しか生きられない命に寄り添うのが私たちの仕事です
★ (患者様やご家族)みんなが納得できる方向を探していきます
★ 最初から自立支援というわけではなく、まずは高齢者に地域のネットワークの中に入ってきてもらい、孤立を防ぐのが大切
★ 人から教えてもらうのではなく、自分で考えることが必要
★ 手術や化学療法が不能であれば、必要なのはキュア(治療)ではなくケア(介護)
★ (訪問看護について)臨床経験が少ない若い看護師の方や結婚や出産を機に家庭に入ってしまった潜在看護師の方達にも、是非活躍してほしい分野です
★ (平成21年度の社会貢献者に受賞された事をうけて)今回の表彰を有難く、真摯に受け止め、多くの方の命に寄り添ってきた活動を今後も続けていこうと思っている
★ ボランティアを積極的に養成し、活動できる人を増やして行きたい
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