四月は君の嘘 格言集
『四月は君の嘘』(しがつはきみのうそ)
新川直司による漫画。
2011年5月号から2015年3月号まで月刊少年マガジン(講談社)にて連載
君は忘れるの
★ いてもいなくても一緒なら 一緒にいるよ 側にいるよ
★ 弾けなくても弾けばいいのに
★ アゲイン
★ 有馬公正くん。君が好きです! すきです! 好きです!
★ 俺ら演奏家だからよ。物は音楽で語らねーとな。
★ 心の準備もしてないのに
★いつも君は
★不意に現れる
★ 無い胸張りな、ピアニストにはスポットライトが良く似合う
★ もうすぐ春が来る。君と出会った春が来る。君のいない春が来る。
★ 私は君の心に住めたかなー土足で上がってきたよ
★ あんたは、私と恋するしかないの
★ 椿はゴリラじゃない。椿は女の子だよ
★ スーパースターに挫折は付き物さ
★ 病気なんて蹴散らしちゃえ そしてまた一緒に この舞台で
★ ああ きっと 素晴らしい旅になるよ
★ 私達は旅をするんだね・・・・あいつの背中を追い続けて──これまでも これからも
★ やっぱすげーな あいつ
★ 星が輝いているよ 届いたかなこの声 君に届いたかな
★ だって公生 かをちゃんが 好きな人がいなくなってきっと落ち込んでるよ 私──何してあげたらいいか分からないもん
★ 薄情者はお前だ 超不自然だ 私に頼るな 自分で行け
★ あんた達今までどうしてたのよ?有馬君が辛い時 椿が辛い時 椿はどうしてたの?有馬君はどうしてくれたの?たぶん特別なことは必要ないの いつも通りでいいんだよ きっと こういう時は頭に訊かないで心に訊くもんよ
★ 大人になったのね・・・・また一段と色っぽくなって
★ べべべ別に有馬先生のピアノになりたいなんて思ってないんだから!!チンプ
★ カヌレ全部食べれなくてごめんね たくさん叩いてごめんね わがままばかりごめんね いっぱいいっぱいごめんね ありがとう
★ 君は自分勝手だ──お礼を言うのは僕なのに
★ 一人になれるなんて思うな 公生 背後霊みたくずーっとずーっとそばにいてやるんだからな 覚悟しろ!!
★ 11歳の秋 僕はピアノが弾けなくなった
★ 中学最後の夏だからね 私は三冠王になるの
★ 家が隣同士 幼馴染同士 所構わず求めあうね おしどり夫婦
★ 夫婦じゃねー!!
★ でも公生 程々にしとけよ
★ 輝いてないの 思春期なんだからビカーっと ビカーっ ビカーッと
★ 椿の目にはきっと風景がカラフルにみえてるんだろうな 僕とは違う
★ でも僕には 僕にはモノトーンに見える 譜面の様に 鍵盤の様に
★ あんたの青春って何!?14の春は二度と来ないのよ 放課後に一人教室で
★ バイトなんて他にいくらでもあるよ 教室でできるバイトなら音楽室に行く必要もないじゃん 私には必死でしがみついているように見えるよ ピアノ弾いてる公生の方がかっこよかったなあ
★ 彼と出会った瞬間 私の人生が変わったの 見るもの 聞くもの 感じるもの 私の風景 全部がカラフルに色づきはじめたの 世界が輝きだしたの
★ 14歳の春 僕は自分の足で走り始める
★ ふ──ドキドキしちゃうな 私の音楽届くかな・・・・
★ エロイムエッサイム エロイムエッサイム 我は求め訴えたり
★ 演奏を終えたヴァイオリニストが待つ人のもとへ駆けよってくる 人だかりをすり抜け花を抱えワキ目もふらず まるで映画のワンシーンのようだ
★ ・・・・一次予選で花をもらった人を初めて見た しかも知らないコたちだろ?花を用意してるわけないし あのコ達にとって──君の演奏を聴いてあわてて花を買って渡した今日のことは忘れられないよ たぶん そういう演奏だった
★ 無理かどうかは 女の子が教えてくれるさ
★ でも僕には無理だ きっと
★ 気がつけば 茜色の雲のスクリーンに・・・・瞼の裏の暗幕にリフレインする 何度も 何度も 何度も その度に僕の心は──母さんが僕に残したものが散っていくようで
★ もう一度聴きたいけど聴きたくない もう一度会いたいけど会いたくない こういう感情を何て呼んだかな こういう気持ちを何て言ったかな
★ ほらやっぱり 幸せなピアノじゃない
★ 常識 同年代で君を知らない演奏家はいないよ 君は私達の憧れだもの
★ ピアノの音が聞こえないんだ
★ どうしてやめちゃったの?
★ 食べ物に恋をして 日常のささいなことに恋をして ヴァイオリンに恋をして 音楽に恋をして だから君は──輝いているのかな
★ こういう気持ちを何て言ったかな これはたぶん こういう気持ちは憧れっていうんだ きっと
★ 友人A君を私の伴奏者に任命します
★ 君は春の中にいる かけがえのない春の中にいる
★ 正直言うとね 私は──公生がピアノをやろうとやるまいとどーでもいいんだ ただね やめるなら納得してやめて欲しい 見てて辛いの 今の公生中途半端だもん
★ あの日から あの日から公生は どこにも行けずにいる
★ 時間って止まるのね だからピアノを弾いて欲しい きっと何かが変わるはずだから
★ 僕はまた逃げる理由を探している
★ だから何だっていうの 君は弾けないんじゃない 弾かないんだ ”ピアノの音が聞こえない” それを言い訳に逃げ込んでいるだけじゃない
★ コンクールでは音が全て そこで僕とピアノは2人きり その全てが無くなった ──あの日 暗い海の底にいるように 何も聴こえない 誰もいない 暗い 暗い 助けて 音が聞こえないよ 誰か 助けて お母さん 僕は暗い海の底で また一人ぼっちになる
★
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