ムーミン 格言集

僕はありったけ、生きるのを急がなくちゃならないんです。もうずいぶん時間をムダにしちまったもんでね

★ あんた達はいったいあんまり色んなものを持ちすぎているのよ。思い出の中のものや、夢で見もるものまでさ

★ 雪って冷たいと思うでしょ。だけど雪小屋をこしらえて住むと、ずいぶんあったかいのよ。雪って白いと思うでしょ。ところが、ときにはピンクに見えるし、また青い色になるときもあるわ。どんなものよりやわらかいかと思うと、石よりもかたくなるしさ。何もかもたしかじゃないのね

★ 自分の知識でしか物事が見えなくなると見えているものを見落としてしまう事がある

★ ムーミン谷に人を傷つけるようなものは必要ありません

★ その調子でいくとお前はたちまち大人になるな。パパやママみたいになって、さぞ世間の役に立つだろう。そうなったらお前はただ、ありきたりの事しか見たり聞いたりしないんだ

★ あの人達は何でもかんでもまっすぐ線を一本引いて、線のこっち側のものは全てためになる、線の向こうのものはみんなでたらめで役に立たないとするんだ

★ 涙はもっと大事にしたいもんだね

★ 故郷は別にないさ、強いて言えば地球かな

★ 「そのうち」なんて当てにならないな。今がその時さ

★ あの人は誰にも愛されないんだものねえ、寂しいことでしょう。だからあの人は、みんなを憎むんです

★ 朝日がのぼるのです。新しい門が、開かれます。すばらしい可能性への、とびらです

★ 死んだら、死んだのよ。このリスはそのうち土になるでしょ。やがてそのからだの上に木が生えて新しいリス達がその枝の上で跳ねまわるわ。それでもあんたは悲しい事だと思う？

★ 愉快じゃないか。愉快になりゃ、それでいいんだ

★ 君は何かになりたがってる。僕は何かを作りたいし、僕のおいは何かを欲しがってる。それなのにヨクサルはただ生きようとしてるんだ

★ やっぱり親切にするって本当にステキな事ね

★ だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう

★ 生きるってことは、平和なものじゃないんですよ

★ 何だってできるわ。だけど、何もやらないでいましょ。ああ、なんだってできるって、なんて素敵なことなの

★ あら、何にもできないですって？だって一度は、怒れたじゃない！？せっかく爆発しても、すぐにポシャってテーブルの下に潜りこんじゃって、すっかり台無しにしたけどさ

★ あんまり、大袈裟に考えすぎないようにしろよ。なんでも、大きくしすぎちゃ、ダメだぜ

★ たまには変化も必要ですわ。私たちは、お互いに、当たり前のことを当たり前と思いすぎるのじゃない？

★ さあ、明日もまた長い、いい日でしょうよ。しかも、はじめから終わりまでおまえのものなのよ。とても楽しいことじゃない

★ 生きるって、素晴らしいことだなぁ。どんなものでも、なんの理由もなしにいっぺんに変わることがあるんだねぇ

★ もし今僕が引き返したら、もう二度とここへこようという勇気は起こらないだろう。僕は一生の間、茂みの外を巡りながら、中にはいる勇気がなかったんだと自分にいい聞かせることになるだろう

★ いつも優しく愛想良く、なんて、やってられないよ。理由は簡単、時間がないんだ

★ 私、しないではいられなかったんですもの。あなただって、私と同じように、したくてたまらないことをすればいいんだわ

★ 自然に帰れ！　人生は一度だけなんだ！　義務なんて、地獄に落ちちまえ

★ たまには、怒んなきゃあね。どんなちっちゃな生きものにだって、怒る権利はあるんだら。だけど、ムーミンパパの怒りかたって、よくないわね。ちっともはきださないで、みんな、しまいこんじゃうんだもの

★ パンケーキにジャムをのせて食べるひとが、そんなに危険人物であるわけがありません

★ すべて楽しいことは、 お腹にいいのですよ

★ 大きな旅立ちというものは、書物の、第一行目の文章のように、重要なものなのだよ。その一行が、この一瞬が、すべてを決定づけるんだ

★ 何かがわかるまでに、すごく時間がかかることが、あるものなのよね

★ 穏やかな人生なんて、あるわけがないですよ

★ 忘れるって事は実に素敵だ。ちょっとした愉快な事だけ少しばかり覚えているが、後の事はみんな忘れたよ

★ ねえムーミン、友達が、一番好きなことをしながら生きていけるようになるって、すてきなことじゃない？

★ きっと嵐って、朝日が、そのあとにのぼってくるためだけに、あるんじゃないかなあ

★ こうして彗星探しの旅をしていることに比べたら、コーヒー沸かしの一つや二つ、どこへ消えたって、たいした問題ではないだろ？

★ 大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ

★ その内なんてアテにならないな、今がその時さ

★ 空想して、猫がいるわ、と思えばいいのよ。そしたらもう、あんたにも、ほんとに猫がいるのよ

★ だいたい、秘密というものは、遅かれ早かれ、自分で喋っちゃうものなのよ

★ だれかを崇拝しすぎると、本当の自由は、得られないんだよ

★ 有名になるなんて、つまらないことさ。はじめはきっと面白いだろう。でも、だんだん慣れっこになって、しまいには嫌になるだけだろうね。メリーゴーランドに乗るようなものじゃないか

★ いざ泣こうとすると、泣けないことってあるだろ

★ なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、難しいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしているんだ。そして立ち去る時は、それを頭の中へしまっておくのさ。僕はそれで、鞄をもち歩くよりも、ずっと楽しいね

★ 自分でキレイだと思うものは、何でも僕のものさ。その気になれば、世界中でもね

★ 人の涙をもて遊んだり、人の悲しみをかえりみない者が、涙を流すなんておかしいじゃないか

★ ただ親切なだけで人の事が本当に好きではないような友達なら欲しくないや。それに、自分が嫌やな思いをしたくないから、親切にしているだけの人もいらないや。怖がる人もいやだ

★ 初恋と最後の恋のちがいを、ご存じ？初恋は、これが最後の恋だと思うし、最後の恋は、これこそ初恋だと思うもの

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