ドラゴン桜 格言集
『ドラゴン桜』
三田紀房による漫画
2003年から2007年まで、講談社の漫画雑誌『モーニング』にて連載
続編である『ドラゴン桜2』は2018年から2021年まで連載された。
テレビドラマ化された作品
さまざまな受験テクニックや勉強法が紹介され、和田秀樹の著書『受験は要領』や福井一成の著書『一発逆転○秘裏技勉強法』と並び受験業界で話題を呼んだ。一話ごとに、受験に臨む心がけなども紹介されている。
また、子育てに関するエピソードも盛り込まれており、カバーする領域は広い。桜木は物語冒頭において、大勢の生徒たちを前にして「世の中のルールは頭のいいやつに都合のいいように作られており、勉強をしないやつはそれに騙されつづける」と言い放つなど、現実の厳しさも生徒に叩き込んでいく。
「ドラゴン桜」とは、作品の舞台である龍山高校の“龍”と「サクラサク」など“合格”を意味する“桜”から来た造語であり、来年の4月に東大に合格しようという誓いの木(そして桜木にとっては龍山高校の体制への挑戦状と、大物弁護士への一里塚)のようなものである。
2005年にドラマ化された。生徒の数が原作に比べて多い、登場人物の恋愛模様が描かれている、原作の完結に先んじたためオリジナルの結末が用意されているなど原作と作りが大きく違っている。また、里見蘭によりノベライズもされている。2010年1月4日からは、韓国でも本作品を原作としたドラマ『ドラゴン桜(勉強の神)』がKBSで放送され、日本では『ドラゴン桜〈韓国版〉』のタイトルでフジテレビにて放送された。2019年には佐藤友哉の脚本により生徒たちを主軸として朗読劇化された[1]。第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2021年7月時点で累計発行部数は800万部を記録している。
2007年10月から『モーニング』にて、この作品の続編にあたる『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』が連載を開始し、転職をテーマにしている。こちらも『エンゼルバンク〜転職代理人』というタイトルでドラマ化された。長谷川京子が井野真々子役で続投しているものの、『ドラゴン桜』とのつながりは薄くなっている。
もともとは廃校寸前の学校が再生する物語を描こうと思ってアイデアを進めていた。そのひとつとして、三流校が一流の進学校に変わるストーリーで、進学校になるからには最高峰である東大を目指す設定を考えていた。作者が「(普通の学生が)東大に入るのは難しいよね」と語ると、担当編集者の佐渡島庸平が「東大など簡単に入れますよ」と答え、その担当編集者が東大卒だったことから『ドラゴン桜』誕生のきっかけとなった。連載中も担当編集者の受験時代の勉強方法から東大の同級生のつてを頼って勉強方法を聞きだして作品のなかで反映されている。
『ドラゴン桜2』では三田はネームのみを描き、作画は完全外注を実現している。背景だけでなく、人物もすべて外注するのは漫画界でも初の試みだという。メリットとして、「取材や物語づくりなどの必要な作業に自分の労力を集中させることができる」「作画のためのアシスタントを雇うことで発生する労務管理なども必要がなくなる」などが挙げられている。また、予備校講師の林修が本人役で登場している。
同じく受験・教育をテーマとする『二月の勝者-絶対合格の教室-』(小学館)と対談企画を『中央公論』2020年2月号で行い、それを公式Noteで公開している[7]。この対談の中で『ドラゴン桜2』のテーマは、受験生人口の最大ボリュームは偏差値50から60台であるため、彼ら彼女らに「あなたたちも一年間本気で勉強すれば余裕で東大に行けますよ、諦めないで」と伝えたいと語っている。
2021年に『ドラゴン桜2』を原作とした続編のテレビドラマが製作された。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園を新たな舞台としており、偏差値50の普通の高校生が東大受験するというテーマは変更されている。
他人に促されなくても努力する人間が一番成長する
★ 他人に促されなくても努力する人間が一番成長する
★ 人を番付けするな、なんてホザくやつは、肝っ玉の小さい甘ったれ野郎だ
★ うまく行かなくても、そこで終わりじゃない。ダメなら新しいものに挑戦すればいい。さっさと次に乗り換えりゃいいんだ
★ 思い通りに運ばないのが世の中だ。利益を損なう一番の障害は何だと思う? それはな・・・”人間の感情” だよ
★ テストは最後の1秒までが戦いなんだ
★ 隣のやつを蹴落としたって何になる。仲間を失うだけだ
★ 選別なんてしないわよ。全員平等に扱うわ。それくらいコントロールできなくてプロと言えますかってのよ
★ 自分で反省して立ち直る。そういう精神的な強さがなければ、受験では絶対に勝てない
★ 底辺校でも1位だと、進学校の下位よりも優秀ということが起こりえる
★ 基礎学習が全ての根源であり、まさに王道
★ 蛍光ペンで要所を塗っても、何も頭には入っとらん!そうすることで、お前らは勉強した気になっているだけだ
★ 問題とは、天から降ってくるのではなく、人が考えて解く人のために作るのだ
★ 無理は決して続かないということだ。するなら一時(いっとき)、勝負所でだ
★ テストに真剣に向かえば、終わった後自分のミスが気になる。すると悔しさが芽生えてくる。それはいい徴候だ。悔しさを胸に秘め、勉強をして、反発力を生かして一気に飛び上がるんだ
★ 周りの人は敵ではない。意識しないのがポイントだ。試験は常に自分との戦い・・・と心に深く刻め
★ 入試のプレッシャーに負けない自信。明確な根拠のある自信。それを得るためにはひたすら勉強するしかないのだ
★ 私はもらうものもらったら、さっさと出て行くわ
★ 理想的な成績の伸ばし方は、壁にちょこちょこあたってその都度、乗り越えていくこと。右肩上がり一辺倒でいくと、ちょっとしたつまずきで急降下する危険が多い
★ 計算ミスで点が取れなかったというのは甘え
★ テクニックは付け焼き刃では身に付かない。普段の地道な努力の上に立つもの。つまりテクニックを持っているという事は、その人間には計画性、持続性、実行力、その上で目標を達成しようという情熱があるという事だ
★ たとえ最下位でも合格は合格
★ 自分の周りの環境を一度全て肯定する。すると前向きでポジティブな思考ができるようになる
★ 多くの浪人生には大きな苦手分野はない。その安定感が浪人生の最大の強み。ただ、落ちる恐怖を知っているだけに直前期のメンタルは不安定になりがちだ。その点現役生は落ちる恐怖を知らない。いい意味で世間知らずなのである。苦手分野があっても精神力でカバーできる
★ ヒトの睡眠時間は90分周期。90分×4周期の6時間が理想の睡眠時間だ
★ 受験が辛くなったら、合格した時に家族や友達に送るメールを作って保存するんだ。そのメールを一斉送信する自分を思い浮かべろ
★ テクニックを使う奴は要領がいいだけとか、本物じゃないとか、批判を浴びせるやつらがいるが・・・そんな見当違いな批判は、テクニックも使えない奴の負け犬の遠吠え。痛くも痒くもない
★ さっと身支度をして即座に帰る受験生、こういうタイプは合格しやすい。逆にいつまでも教室に残って、周りの友達とおしゃべりをしたり、モノを食べたり、だらだらとしている子はたいてい落ちる
★ これからは、歯を磨くように勉強しろ!歯を磨かないと、気持ちが悪くて寝れないだろ。それと一緒だ。勉強しないと気持ちが悪いと感じるようになれ
★ トイレへ行って鏡に映った自分の姿を見る。鏡の中の人が自分にこう言葉をかけて鼓舞してくれるところを想像するのだ。力は持っている。いつも通りやればベストを出せる
★ 要は、やる人間はやるが、やらない人間はやらない・・・ということです
★ 誰かの後ろに隠れてぬくぬくと生き延びられると思うなよ
★ 実は子供も大人も、みんな点数は好きだ。企業収益、給与、ボーナスの評価、社会は常に数字という結果を求めている
★ 1位にこだわって競争しろ。1という数字のインパクトは、人間を劇的に成長させる力を持っている
★ 自分が精神的に自立していれば、本音とか建前とか、細かい事は気にしないはずなんだ
★ 勝手に祭り上げ、勝手に諦め、そして勝手にコンプレックスを抱く。成功している人間はそれはもともと才能があったからで、自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ、そういう思い込みが人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけてることか。世の中に越えられない壁なんてねえんだ。だからおメエら、どんなことにもできないという先入観を持つな
★ 東大に行ったってだけで人生成功したと思ってるやつら、目の前の相手が東大出たと知った瞬間に卑屈になるやつら、こりゃみんなゲス野郎だ
★ 「でも頑張ったから」などという慰めには何の価値もない。それにしても日本人は結果より過程を重んじたがる
★ 知らねえってことがすげえ恐いって思うようになった。たとえばさ、うちの親父にしても法律のこととか全然わかんなくてよ、手形とか契約とか担保とか、そういうの全然わかんなくて、きちんとわかってるやつに騙されてさ、恐えよな、そういうのって。法律とか経済とか、みんな知らないで平気な顔して生活してるけどさ
★ いいかお前ら、詰め込みこそ真の教育だ
★ ふだんから一問に対する時間配分を意識するのだ。試験において一番重要なことは問題をいかに解き始めるかだ。つまり問題攻略はスタートで決まる
★ わざわざ連れ戻しにいかなきゃならねえようなやつはいらねえんだ
★ 偏差値36のクズどもが生意気を言うな。だいたい素のままの自分からオリジナルが生み出せると思ったら大間違いだ。創造するってえことはまず真似ることから始まるんだ。お前らにその基礎があるってえのか。型にはめるななんてほざくやつはな、ただグウタラの怠け者だ
★ とにかくたくさんの問題に触れるんだ。そうすりゃどこかで見た問題が出る可能性がある
★ テストで大切なのは効率だ
★ ヘコんで閉じこもるか、前向いて次の道を探すか。要は自分の気の持ちよう
★ 人間が自分の力をほぼ100%出せるのはどういう場合か。それは慣れていてリラックスしている時だ
★ 成功している人間は、それはもともと才能があったからで・・・自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ。そういう思い込みが、人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけていることか
★ 数学とは芸術なり
★ 東大受験に参考書など必要ない
★ 本当にダメなのはその失敗を次に生かせないやつだ
★ ものごとを「正しく読む」それはなぜという疑問から出発する
★ 今いる場所から抜け出したいとき、その方法はふたつしかない。自分を高め、一段上の社会的ステータスを得るか。あるいは、社会からドロップ・アウトして、より日陰で惨めな暮らしに身を落としていくか。おまえはどっちだ
★ まだやり始めて間もないじゃないか。これからなのに、どうして無理だとわかる。お前は結果を出すための手段を完璧にやっているのか
★ 自分にも厳しく客観的になれる自信を持とう
★ ダメ・・・・・こんなの今からやってもできっこない。だって・・・・・・ほんとにバカなんだもん
★ 人生には、正解はたくさんある。大学に進むのも正解。行かないのも正解。スポーツに夢中になるのも、音楽に夢中になるのも、友達ととことん遊びつくすのも。そして、誰かのためにあえて遠回りするのも、全部正解だ。だから生きることに臆病になるな。自分の可能性を否定するな。受かったやつも、落ちたやつも、堂々と胸を張って生きろ
★ 東大受験に合格できるかどうか・・・・・・・それは最後まで僕を信じ切れるかどうか・・・なんだよ
★ 競争って…結局は自分との戦い。他人とじゃないってことだよな
★ 龍山高校では生徒に孤独な戦いはさせない。全員で一致団結して東大全員合格を目指すんだ
★
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