箱根山
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概要: ■箱根も鎌倉時代は修験の道場として栄えた所です。■開山は古く、紀元前6世紀にさかのぼります。■箱根三所権現はインドから・・・
■箱根も鎌倉時代は修験の道場として栄えた所です。 ■開山は古く、紀元前6世紀にさかのぼります。 ■箱根三所権現はインドから・・・ |
霊山としての箱根は、駒ケ岳から始まります。紀元前6世紀頃、聖占仙人によって駒ヶ岳が開かれます。紀元前1世紀頃に、お堂が建てられたり、周辺の土地を浄土に見立てたりされました。 6世紀頃、山の形がお経の本を入れる箱に似ているので、「箱是般若実相之根源」とのことで、箱根山と名づけられます。そして般若寺が建てられました。 般若寺は7世紀中頃になると東福寺と名が改められます。そして芦ノ湖の島にもお寺が造られ、岩を観音様に見立てるなど、修験道の霊山としての体裁が整ってきます。 方広経を一万巻読むことを志したので、万巻と呼ばれました。 そこで芦ノ湖の湖畔に、この三人の神様(僧形、宰官、女性)を祀って、箱根三所権現としました。箱根三所権現は明治になって、神仏分離により箱根神社となります。 芦ノ湖に人々を苦しめる毒龍がいました。万巻上人は湖の中に祭壇を作り、ご祈祷をしてこの毒龍を鎮めました。毒龍は芦ノ湖の守護神となりました。 箱根三所権現と毒龍はインドから来た、と言う説があります。 後妻は先妻の娘がいつまでも美しいことを妬み、大臣の留守に娘をいじめ、命を奪おうとします。それを別の国の王子が助け結婚します。大臣は娘夫婦と三人で暮らすことになります。それを知った後妻は大蛇に化け、三人を襲おうとします。 三人は日本へ逃げ、僧形、宰官、女性、の姿をした箱根三所権現となります。後妻は大蛇に姿を変え日本まで追ってきます。そして芦ノ湖で毒龍となって暴れるのです。 |
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