東洋占術:主に中国で発祥し発展してきたものを指しています。 これらの占術のほとんどは、全てのものが「陰」「陽」、そして「木」「火」「土」「金」「水」で成り立っているという陰陽五行説の考え方が基本です。同じ占術でも少しずつ違う部分はある一方、根本にある「暦」の考え方はとてもロジカルであるため、物事の吉凶がはっきり分かることが特徴です。

占術の掛け合わせにより、様々な要素を反映した占い結果を出すことができ、占い師それぞれに鑑定結果が異なります。

西洋の占星術では、天体が地球に及ぼす効果を研究し予言を行おうとする占星術の体系について述べる。 占星術は古代から、天体の位置を測定して計算し宇宙の体系の仮説を作る天文学とともに行われ、惑星の位置の精緻な計算を必要とする占星術という実践が、天文学を推進する最大の力だった。

実際の天体（惑星）と星座をホロスコープと呼ばれる盤の上に配置して占います。

四柱推命という呼称は、日本独自のものですが、太古の中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつとされ、世界でも広く使用される占術です。
生年月日と出生時刻から、陰陽五行の考え方を基に、十干、十二支などを使って、年柱・月柱・日柱・時柱の4つの柱を基本とする命式を導き出し、その人の性格や運命を導く占術です。
鑑定の際には、出生時間も入力すると正確な鑑定結果が得られます。

名前で性格や運命を導く占術です。 「漢字」の画数を用いるものや、ひらがな、アルファベットを用いるものなど手法は様々です。 吉画、凶画を判定することで、改名や名付けなども行えます。

マヤ暦占いとは、古代マヤ文明の頃から存在するといわれる暦を用いて性格や運勢を読み解く占いです。
2000年代に入った頃に、オカルティストでマヤ暦占いの研究者であるホゼ・アグエイアスが来日し、日本国内でマヤ暦占いの術者が増えましたが、市民権を得るほど流行はしませんでした。
東洋占い、西洋占いという分類がありますが、そのどちらにも属さないマヤ暦占いは確かに異質な存在のようにも思われますね。

算命学とは、数千年以上も前から中国に伝わる占いのひとつです。かつては一般的にあまり知られておらず、主に政治や軍略の要として活用されてきました。 また「陰陽五行説」を基本とした学問でもあり、時代の流れ、国や企業の動き、性格や生き方、個人の運気や方向性など、幅広く予知・予測が出来るため 「占いの王者」と称されています。 算命学の大きな特徴としては「人体星図（じんたいせいず）」という独特の命式を用いて鑑定する点にあります。 「人体星図」とは宿命と運命を表す星を体の各部位に当てはめたもので、体のそれぞれの部位によって意味や解釈が異なります。その各部位に該当するそれぞれの星を、生年月日から導き出すことによって、どんな星の下に生まれ、今後どのようにして運を切り拓いていけば良いのかを深く理解することができます

賽(さい)・筮竹(ぜいちく)・算木(さんぎ)を使用した易占いは偶然起きた事象から物事の吉凶を占う占術です。 よく知られているのは筮竹(ぜいちく)と呼ばれる５０本の棒を使って占う方法で、周易と呼ばれています。当たるも八卦、当たらぬも八卦の「八卦（はっけ）」も易で使われる用語です。 天、沢、火、雷、風、水、山、地　この八つの要素が、自然と人生を支配するもとだと、古代の中国では考えられていました。そして、この八つの要素に文字と形と意味を当てはめました。 易占いでは、片思いの相手と付き合うことができるのか？この仕事はうまくいくのか？幾つかの選択肢がありどれを選ぶべきか？といった近い将来の吉凶を占うことに適しています。